去年の5月に撮った赤塚植物園の木に咲く花々です。
2月から4月にかけては梅、桃、桜などの冬枯れの状態から花芽を出して、いきなり花を咲かせる樹木が多いのですが、この時期に咲く花は葉が出た後に咲く物が殆どです。
ハクウンボクの花です。
小さな白い花が可愛らしいです。
紫だけでなく白い藤の花もきれいです。
続いてはカラタネオガタマ(唐種招霊)です。
モクレン科でメロンの様な甘い香りがします。
最後はナンジャモンジャの花です。
正式名称はヒトツバタゴと言うモクセイ科の植物です。
ナンジャモンジャの名の由来には諸説あり、水戸黄門こと水戸光圀が将軍からヒトツバタゴの木の名前を聞かれた際に「なんじゃもんじゃの木」と答えた説や、神宮外苑にあったヒトツバタゴの木の名前が分からず「なんじゃもんじゃ」と呼ばれた説などがあります。
また、日本ではヒトツバタゴが自生する地域が限られており、自生していない地域に人が木の名前が分からず「なんじゃもんじゃ」と呼んだと言う説も・・・。
*板橋区立赤塚植物園は5月31日まで休園中です。