約500億円もの多額の負債(地方債や第3セクターの負債も含む)を抱えている北海道の夕張市が財政再建計画の骨組み案を発表しました。それによると20年かけて返済をする計画で市民への負担も大幅に増えるもようで、市民からの反発が大きいようです。
特に高齢者や子供を抱える世帯への負担も増える為、今後の再建策次第では人口流出に拍車が掛かる可能性もあります。確かに、夕張で自己所有の住居に住んでいなければ、逃げ出したくもなるでしょうね。
住民が選んだ市長や議員が運営してきたとは言え、市は今年の6月まで負債のことをひた隠しにしてきたのですから、住民の立場からすると「冗談じゃない!」と言いたくなると思います。
当然、道や国の支援もあるでしょうが、負債額の大きさからすると焼け石に水となってしまう可能性もありますし、あくまでも計画案ですから予定通り行くかどうかも疑問です。だいたい今までの運営が全く駄目だったのですから、「信用して下さい」というのも無理があります。
夕張市の場合は極端な例ですが、全国の自治体の中には借金まみれのところは沢山あるでしょうし、行政への監視を強化しなくてはいけないと思います。
コスト意識の欠如した公務員ばかりでは、自治体の運営なんて上手く行く訳もありません。財政をガラス張りにして、民間企業を経験した人間を積極的に投与していかないと第二、第三の夕張が出てくるのではないでしょうか。
夕張の話に戻りますが、変な遊園地など作らずに炭鉱の町だったという歴史的価値を再認識することや、夕張メロンに続く新たなブランドの構築などを考えないと、過疎化も進んで行く一方だと思います。どうせなら観光の町というより、炭鉱関連の施設を利用し町全体を資料館のようにして、道内の小中学校の遠足(社会科見学)の場所や修学旅行で北海道に来る高校にPRして来てもらっては如何でしょうか?町おこしもお金を掛けずに知恵を出して行わないと意味がありません。
懐かしい機関車や、おいしそうな蕎麦と綺麗な紅葉ですね。
・・夕張の件は四季さんのおっしゃる通りだと思います。 ただ、この元をつくったのは前市長のバブルの最盛期の頃だったと思います。
きっと、こんな景気になるとは思っても見なかったと思います。見通しが甘かったのでしょう、夕張の皆さんには気の毒で何とも言いようが有りません、、、。
北海道ではもうすぐ冬本番と言ったところでしょうが、関東では紅葉真っ盛りです。
遠出しないで、近場でも意外と楽しめますね!何より交通費が安いのがいいです。
夕張の負債は前市長が長期に亘って積み上げてきた物のようですね。ある意味、今の市長も気の毒と言ったら気の毒ですけど・・・。
町に活力がなくなってしまうようでは、借金返済どころではありません。先ずは市民を元気にするような政策を考えて欲しいものです。
一方、無駄な施設・・・多分業者との長年の癒着があったのでしょう。
和歌山県知事じゃないけど、選挙だのでもちつもたれつになると、結局こういうことになってきてしまいます。
財政が逼迫している自治体を見ていると、もはや思い切った世代交代によって長年のしがらみを断ち切って改革しないと厳しいでしょうね。
こういうときに犠牲になるのは庶民ばかりですね。
業者に踊らされた結果、膨大な負債がだけが残ってしまったのでしょうね。
こうなってしまっては、おっしゃる通り思い切った世代交代が必要だと思います。