AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

病院に入院した兄嫁をお見舞いして...

2006-12-14 11:27:07 | Weblog
最寄の駅まで出迎えてくれた弟夫婦と兄嫁のお見舞いに病院へ...

面会時間は三時から...。明るく、清潔感があり窓の大きい病室だった。

搬送されたときは家族を意識することも出来なかったと聞いていたので、きっと私のことは判らないだろうと思いながら<今日のご気分はいかが?>とベッドを覗き込むと、あらっ!!と起き上がり、表情は固いが、名前は呼んでくれた!!

言葉ははっきりしているし、身体の麻痺はなく、ひとりで起き上がったりはするけど、<脳梗塞>のせいか、絵をみてそれが何をあらわしているかを答えたりすることは難しいらしいし、表情あまり...ない。

傍らにはおおきなトランプのようなカードが置いてあり、表にはひらがな、裏には絵がかいてある。ひらがなは読めても、絵から言葉はまだでないらしい。

廊下で様子を説明してくれた兄の目の潤みに...しばし慰めの言葉も出ない自分がいた。

兄嫁は少なくても一ヶ月の入院は...と医師は話ているが、本人は暮れには帰ってお正月の準備を...って私に訴えていた。

いずれ私にも老いの綻びは表れるだろう。そのときの準備は元気なうちにしておかなくてはいけないし、今の私の一番大切な仕事だと改めて思う。

そのうえで、なるべくほころびを先に延ばすよう健康に気をつけて生活を楽しむようにしなければ...。帰りの雨に濡れた車窓に映る自分に語りかける。

今日の空は重く。兄嫁はどんな朝を迎えているのだろう、そして兄は今日も病院でのカードリハビリにで出かけていくのだろうか?

雨にならないことを祈っている。
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