AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

思わず、<いただけますか?>...って。

2008-09-25 12:38:22 | Weblog

 昨日は入院から一ヶ月たったので、いよいよ体内に入っている
 管を抜くための予約が入ってる日でした。

 朝から、ちょっと落ち着かないけど、娘からは大丈夫!!メール、
 友人、息子からは電話  が来て、落ち着かせてくれる。

 三時半から抗生物質の点滴がはじまり、美しい女医さんが
 にこやかにやさしい声で
 <リラックスしていてくださいね、すぐ終わりますよ>って。

 ほどなく、<終わりましたよ~>って看護婦さんの声。
 私は初めてだけど、看護婦さんたちにすれば日常茶飯事?...。

 身支度を勧められるままにしながら、レントゲン室へ行くよう
 指示がある。  
 ふと、脇にある台の上を見ると、一本の青いピンと伸びた管>が
 置いてある。 <あの~入っていたのは、これですか?>
 <えっ、そう、そうですよ>  <わぁ~こんなに長いのですか~>
 <いただいてかえることはできますか?>
 <ええっ!! ちょっと聞いてきます~>
 <きれいに洗っておきますのでレントゲン室に...>


 やがて持ってかえってきたレントゲン写真を診ながら
 先生の説明がはじまった。
 <急激にきた状態から心配はありましたが、経過が
 非常によいので、ひと安心ですが、しばらくお薬は飲んでいただきます>

 <二週間後の予約はいれましたので、いらしたらすぐ
  レントゲンと尿の検査をいたしますので、そちらを
  済ませてからきてください> <はいっ>

 <それから、(ステント??っていったか聞き漏らした)
  持って帰られるとか? はじめてですね、そんなご要望は>

 <私と一緒に今日まで病気と闘ってくれた同士ですから...>
 <そう...ですね。>

 そこに看護婦さんがきれいに洗浄してもってきてくださった。


 支払いを済ませてタクシー乗り場にむかう階段を下りている
 私の背後に先生の声が、
 <長いこと医者やっているけど、持って帰った人ははじめてで
  これからは聞いてみるのもいいかも...、何か気づいたことが
 あったら教えてください>って...。


 はじめての入院騒ぎもこれでお終いになるけど、ベッドにいながら
 気づくことはたくさんあった。

 看護婦、看護士さんもいろいろで、大変ななかでも的を得た
 看護の出来る人が担当の日夜は患者も心強く思うもの。


 後半は短時間の外出も許された私はこれからも何でお世話に
 なるか判らない医療のあり方と自分のできる健康管理に
 改めて思いがめぐる日々でした。


 内閣が変り、高齢者医療の問題もまだまだ...なんて
 他人ごとでない今、しっかり私も考えていかねばと...。
 
コメント (3)
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