台風で危ぶまれていたお墓参りも予定通り、行けるので、
バイク で駅までくだり、 を
乗り継ぎながら二時間かけて百草園まで。
駅で娘と落ち合って、お寺までの道を歩く。
久し振りの本格的外出で、チョッと不安はあって
下り階段などでは足の筋肉の衰えに気をつけて手すり側を
歩いたりして...。
夏草を抜き、水で清めながら、入院の話しを
義父母や主人に報告をする。
いつも感じることだけど、今回は特にお墓参りを
すませたあとの爽快感はひとしおで自信もついたような...。
今日はこの後、娘の誘いもあって、品川の
行きつけのお寿司やさんに寄ることになっていた。
ひとりでの行動ではないので歩調をあわせてもらいながら
なので、安心している。
お寿司やさんの開店までの時間をつかって
品プリの映画館で<おくりびと>を観る。
父のときの様子とは違っていたけど、そのときは
夢中で言われる通り儀式としての思い出しか
なかったが、今回、はからずもこの映画を観て、
いろいろ考えたり、気づかされることが多かった。
行きつけのお寿司やさんはリーマンがらみの
ビルに入っているため、この月末でお店を閉める
ことになたと聞いて、どうしても行っておきたかったので
映画の後、寄って名残リを惜しんできた。
お店は場所がら外人客も多く、皆んなに親しまれて
いて、営業も黒字で推移しているというのに...。
<もう、歳だから雇ってくれるところはないから...>と
淋しそうに板さんは言う。
<もう一回来るからね...>って言ったけど、
淋しさで胸はいっぱいになる。
今まで考えてもみなかったことが、いともあっさりと
起こりうる現在に危うさばかり感じて、
何がこれから起こるのか!! 不安ばかりです。
一日あれこれと動き回ってきて、家についたのは十時ごろ
だったけど、心地よい疲れで夜はぐっすりとやすめたので
体力の戻りにほっとひと安心の昨日の日曜日だった。
昨夜半からの雨と稲妻に今日ゴルフの娘が心配の
メールを寄越していたけど、なんとか曇りになり、
きっとほっとしていることだろう。
でも、この気温の低さのまま秋が深まってしまうのだろうか?