AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

小諸の病院に弟の見舞いに...。

2008-11-01 20:53:53 | Weblog

  11月1日の今日はとても陽射しのある秋らしい一日でしたが、
  富士山は姿を見せてくれませんでした。

  弟が<胸が締め付けられる!!>といって病院に行ってすぐ
  救急車で大きな病院に搬送されたと連絡をうけたのは
  29日の午後でした。

  弟の奥さんから<また、様子を連絡しますから...>との
  受話器を置き、連絡次第ですぐ出かけられるように
  ボストンバッグに2日分のモロモロを詰めて玄関に、
  ハンドバッグも側において...、靴もそろえて...。
  いつでも出かけられるように準備を済ませて、
  次の電話を待った。


  軽井沢にいるけど、小諸の設備のある病院に搬送されたとのこと。
  神奈川の我が家からはどんなに乗り継ぎがうまくいっても
  三時間はかかるだろう...と考えていた。


  <無事、手術が済み、ICU室に移り、先生から様子の
  説明がありました>と弟の奥さんから連絡がありました。

  <明日も様子をお知らせします...>
  夜も更けてきている。 とにかく成功したのだから
  今夜は休もう...と、ベッドにはいる。

  私とは10歳はなれている弟で、兄弟のなかで
  ひとり、父が復員してきてからの子どもだったので
  兄弟の間では甘やかされて伸び伸び育ってきた。
  
  
  昨日の朝、家を出て小諸の病院にお見舞いに出かけた。
  その新幹線の車中で<ICUから病室に移りました>との
  メールを読んだ。

  軽井沢で乗り換え、しなの線で小諸を...と考えて
  しなの線改札にむかったが、乗り継ぎが悪く、
  一時間ぐらい待合室で待たされる。
  
  きっと気温は低めだろうと予想してはいたけど
  新幹線が軽井沢に近づくと、乗客のなかには
  結構コートをはおる姿が目立ち、ええっ~そんなに寒いの~、と
  心配になったけど、ホームに降り立ったとき、
  <わ~寒~い!!>と声がでたほど。

  お天気は曇りで、しなの線沿線に姿を見せた浅間山は
  霞んでいて、写真に収めることは出来ないほど。
  <雪になるのかしら?>って心配は外れたけどやっぱり
  神奈川とは大分気温が違うのを実感した。


  弟の病名は<心筋梗塞>だった。 左手首より管をいれての
  施術だったと傷を見せてくれて、点滴の右手で顔を拭った。

  
  顔を見るまではいろいろ想像して、私の心臓もドキドキして
  いたけど、<笑顔>で話してくれたのがせめてもの救いだった。


  二年ぐらい前に白内障の施術ぐらいで、この歳まできたけど
  <煙草は自殺行為>とお医者さんにピシャリといわれたのが
  こたえたらしく、<もう、吸えないなあ、やめるよ> と。

  
  <病気にならなくてはわからないのかしらね...> の
  私の言葉に無言だった。


  とにかく様子がわかったので三時間ぐらいのお見舞いを
  すませ、病院を後にするころ、小諸の日暮れは早かった。


  軽井沢からの新幹線はほぼ満席で、東京駅のホームは
  三連休がはじまるせいか、乗車待ちのひとで溢れかえり、
  暖かいのにはほっとした。


  家にたどりついたときは安心感もあってか、くたくた状態で
  お風呂に入ってそのまま倒れこむように


  そして今朝はいつもより遅くに起床はしたけど、
  疲れを感じることなく一日を過ごすことができた。


  今日は弟家族が揃ってお見舞いに行っていることだろう。
  大学院生の長男、社会人の長女、それぞれに
  父親の病気をどう受け止めているのだろうか、
  突然やってくる病気は家族それぞれにいろいろなことを
  感じさせ、これからの家族のあり方を
  問いかけているのではないだろうか?

  
  退院までスムーズに快癒していくことを私は祈っている。

 
  
  
コメント (2)
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