沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「辺野古工事を問う」防衛省交渉と集会に参加しました

2024-07-14 20:09:10 | 日記

 7月11日衆議院第2で開かれた「『代執行』下の辺野古工事を問う 防衛省・環境省交渉と院内集会」に参加しました。
 辺野古の現場で、専門的見地から辺野古工事の不当性を訴え続けている平和市民連絡会の北上田さん、土砂全協の生物多様性の視点から大浦湾の工事を問う湯浅さんを迎えて、防衛省と環境省への交渉が14時から行われました。はじめに北上田さんは、6月28日に安和の土砂搬出現場でおきた死傷事件についての見解を防衛省に求めました。が、防衛省は「現在、調査中で適正に対応していく」の一点張り。5年半にわたる安和現場のたたかいで、一定の安全に対するルールができ、それに基づいて抗議者と警備はなされてきた。しかし、最近、工事を急ぐ防衛局がダンプに無理な走行をさせており、これが事故の原因である、ちまたに意図的に流されている抗議者がダンプの前に飛び出したということでは決してない。二人がたっているところにダンプが突っ込んで、被害者を7㍍も引きずり、足を8箇所も骨折、警備員は即死だったという。今後、抗議者への誹謗中傷・反対運動への弾圧が強化される懸念もあり、事実関係をしっかりおさえ、事実に沿って声をあげてほしいと北上田さんは訴えた。原因究明・再発防止を図るまで工事を中止すべきと要求し、辺野古の工事問題に移った。事前協議なしの軟弱地盤の改良工事の杭うちテストや税金を使っての船の改良費用、海砂問題、南部遺骨の土砂の使用などについて追及したが、時間が足りなく、後日、回答をもらうことになりました。そして、その後、3500種、絶滅危惧種262種の世界的にも貴重な生物多様性の海の破壊は許されない、生物多様性国家戦略にも反すると湯浅さんが指摘し、豊かな自然を守るよう求めた。約100名の参加でした。
 16時半からは文教区民センターで「大浦湾の埋め立てを許さない」集会を開催しました。