沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「7.19 総がかり行動」に参加しました

2024-07-21 11:46:48 | 日記

 7月19日「米兵による性暴力を許さない!政府は隠ぺいするな!日米地位協定の抜本的な改定を!7.19 国会議員会館前行動」に参加しました。
 昨年12月24日起こった米兵による少女誘拐性暴力が半年たって6月25日の報道を通して沖縄県が初めて知った!許しがたいこの悪質な事件を日本政府は、政治的判断で隠ぺいしたことは、本当に許しがたい!しかも公表しない理由を「プライバシー保護、誹謗中傷をふせぐため」とその理由を臆面もなく政府は述べたのだ!そして、「公表のルール」づくり・・・などとあたかも前向きな姿勢であるということを示すために!
 集会はほぼ女性たちの発言で占めていた。主催者発表も議員の発言も市民団体からの発言も女性であった。珍しいことである。
 当然、米兵による少女性暴力に対する怒りや政府の対応に対する怒りの発言が続いた。一坪からは「沖縄戦後、天皇による『25年ないし50年の米軍支配は日米にとって利益になる」と米軍に売り渡されてから、いつまで、沖縄は米兵による性暴力にさらされ続けなければならないのか!少女は泣きながらお母さんに訴えたこの嘉手納空軍兵長の性暴力!少女の命や人権よりも米軍の利益を優先して隠蔽する日本政府!70%以上の米軍基地をおしつけてなお、民意をつぶして辺野古新基地建設を強行する日本!許してはならない!」と訴え、最後に、ウチナ―グチで「なまからどえ~びんど まんじゅい ちばらなやーさい」と締めくくった。米兵のによる事件事故・性暴力の犯罪は地位協定により保護されている。基地の外に自由に出入りし、犯罪を起こし、基地に逃げ込んで、罪から逃げる!沖縄に集中させている基地負担は、事件事故・性暴力とともに再びの戦争に向き合わされている。戦争反対の声も沖縄とともに上げていかねばならないと思った。裁判が始まった。無罪を主張する兵長!少女と母親の胸の内を思うと、胸がはりさける・・・・


「受注ゼネコン」への抗議アクションに参加しました

2024-07-21 11:43:40 | 日記

 7月17日「許すな!代執行による大浦湾の埋め立て 受注ゼネコンへの抗議1日アクション」に参加しました。
 「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」と「Stop!辺野古埋め立てキャンペーン」の共催で、辺野古大浦湾の大手受注ゼネコン7社への「県民が反対し、戦争するための基地建設工事をやめるよう求める」抗議と要請行動です。
 初めに品川の「大林組」には25人が参加。総務課長が対応し、要請文を受け取りました。次は東新橋の「安藤ハザマ」には26人参加。「安藤ハザマ」は要請文の受け取りを拒否し、会社の入り口付近に約20名ほどの社員が出ていました。私たちは、3人のリレートークをし、シュプレヒコールで抗議。次は神保町の「東洋建設」に20人参加。お昼12時半からは文京区後楽の「五洋建設」に36人参加。麹町の「日本鋼管」には38人参加。西新宿の「東亜建設」には37人参加し、最後に同じ西新宿の「大成建設」では抗議と一日行動の総括も含めて51人が参加。総勢233人の抗議行動でした。
 南部の会は、「大林組」と「安藤ハザマ」への抗議行動に参加しました。暑いところお疲れさまでした。以下は、大林組への要請文です。

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                       2024年7月17日
株式会社大林組 代表取締役 社長 兼 CEO 蓮輪 賢治様

辺野古の基地建設工事を中止してください

私たち、辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会は、首都圏で辺野古の新基地建設に反対し行動する複数の団体の連絡会です。今まで10年間、東京で辺野古の受注契約をする企業に抗議を続けてきたStop!辺野古埋め立てキャンペーンが呼び掛けて、首都圏のみならず沖縄・全国の団体の賛同の声を集めました。政府による地方自治を無視した代執行に加担して、生物多様性の豊かな大浦湾を埋め立てて米軍基地を建設しようとする企業に、建設を中止するよう申し入れます。
大林組はHPで、企業理念として『「地球に優しい」リーディングカンパニー』1.優れた技術による誠実なものづくりを通じて、空間に新たな価値を創造します。2.地球環境に配慮し、良き企業市民として社会の課題解決に取り組みます。3.事業に関わるすべての人々を大切にします。これらによって、大林組は、持続可能な社会の実現に貢献します。」と謳っています。しかし、貴社が辺野古の工事現場で行っていることは、大浦湾の豊かな自然を壊し、戦争のための基地を造るという「(略)すべての人々を大切にします」とはかけ離れた事業です。太平洋戦争中の日本で唯一地上戦を経験した沖縄の人たちは「軍隊は住民を守らない」ことははっきりしていると言います。二度と戦争の被害者にも加害者にもなりたくないという沖縄の人びとの願いを聞き入れることこそ、「良き企業市民」ではないでしょうか。日本の「安全保障」の名のもと、日本政府と一緒になって戦争で儲ける貴社の在り方に疑問を感じざるを得ません。
 また『「地球に優しい」リーディングカンパニー』と掲げていますが、貴社は莫大な税金を使って、政府の言いなりになって辺野古の海に土砂を投入し、もともとはジュゴンの海草藻場だった海岸を埋め立てました。貴重なサンゴの破壊もしています。そして、今まさに命のゆりかごである大浦湾を埋め立てようとしています。今回、貴社は東亜建設工業・大城組と共同企業体でケーソン3工事(142億2千万円)を請け負いました。
90メートルにも及ぶ軟弱地盤が拡がり、活断層が二本も通っている大浦湾上に、基地を造ることは無理なのは明らかです。そのため沖縄防衛局は大幅な設計変更申請を余儀なくされましたが、完成の見込みのない同計画を玉城デニー知事は承認をしませんでした。ところが国土交通相は、県知事の権限をはく奪して代執行により変更申請を承認しました。貴社が大浦湾の工事を行うことは、地方自治を踏みにじる政府の行為に加担することに他なりません。

沖縄の人たちは、住民投票で投票数の72% 43万人が辺野古の基地建設に反対しました。私たちは、この10年間、東京や各地域で、沖縄の人たちがあげる声を地道に伝えてきました。
私たちは、貴社の受注契約の破棄を求めます。工事の中止を求めます。

Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会