いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

完全寛解

2020-06-06 10:42:47 | 言葉
 某アナウンサーが「完全寛解しました」と報告した。
「悪性リンパ腫」を発症、約半年の闘病生活に区切りをつけた。

 一種の「癌」であるが、「完全寛解」と医者の判断。
通常の生活に戻れるという。もちろん仕事も。

 「完治」というものではない。
疾患によって完全寛解の期間が「長期」 にわたって持続した場合、「完治」と判断される。

 「完全寛解」は癌などの「兆候」が全て消え去ったということ。

 ただ「完治」ではないだけに、まだまだ不安が全て払拭されたわけではない。
といっても、発症していない人にも言えることだが、誰も未来永劫「健康」を保つことは容易ではないのだが。
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<漢字検定> 3級-四字熟語24.回答 25.出題

2020-06-06 06:15:20 | 漢字検定
 前回の回答

 ① 礼楽ケイセイ-礼楽刑政
   古代中国で国家を整え、秩序を維持するための四つの基本のことで、礼節、音楽、刑罰、政令のこと。*四字熟語辞典online より

 ② センザイ意識-潜在意識
   心の奥底にあって、本人も気づかない意識のこと。自覚されないが、本人の行動や思考に影響を与える、秘められた意識。精神分析における「無意識」。

 ③ ヒガイ妄想-被害妄想
   自分が他人から、ありもしない危害を受けていると思い込むこと。精神疾患にしばしば見られる。
   ▽「妄想」は根拠もないのに、あることを真実と確信し、いくらその誤りを立証しても承知しないこと。もと、仏教語でよこしまな思いをいう。

 ④ 明哲ホシン-明哲保身
   聡明で道理に明るい人は、危険を避け身を安全に保つ意。また、本来の意味とは異なり、「保身」の意味が誤解されて、自分の身の安全だけを考え、要領よく生きるという意味で使われることもある。
   ▽「明哲」は賢くて物事の道理に明るいこと。また、その人やそのさま。「明哲身を保つ」と訓読する。

 ⑤ ジンチク無害-人畜無害
   人や家畜に何の害も悪影響も与える恐れがないこと。また、人に何の影響も及ぼさない、おとなしい性格の人のことをやや侮蔑的にいう。特に、女性にとって危険でない男性のこと。

 ⑥ 夫唱フズイ-夫唱婦随
   夫婦の仲が非常によいこと。夫が言い出し妻がそれに従う意から。
   ▽「唱」は言い出すこと。提唱。「唱」は「倡」とも書く。

 ⑦ 複雑タキ-複雑多岐
   事情などが入り組んでいて、しかも多方面に分かれて分かりにくいさま。
   ▽「多岐」は道がいくつにも分かれているさま。

 ⑧ カリョウ上替-下陵上替
   世の中が大いに乱れた様子。下克上げこくじょうが行われている世をいう。下の者が上をしのいで、上の者が衰える意。
   ▽「陵」はしのぐ意。「替」はすたれる、衰えること。「下しも陵しのぎ上かみ替すたる」と訓読する。

 ⑨ 天下ムソウ-天下無双
   天下に並ぶ者がいないほど、すぐれているさま。また、その人。
   ▽「無双」は世に並ぶものがないさま。「下」は「が」、「無」は「ぶ」とも読む。

 ⑩ 寂滅イラク-寂滅為楽
   迷いの世界から離れた心安らかな悟りの境地が、楽しいものであるということ。
   ▽仏教語。「寂滅」は煩悩の消え去った究極的な悟りの境地。

 今回の出題

 ① ホウイ浅帯

 ② 翻天フクチ

 ③ キョセイ無双

 ④ 免許カイデン

 ⑤ ハイジャ向正

 ⑥ 天香ケイカ

 ⑦ 墨子ヒシ

 ⑧ セウン隆替

 ⑨ 不解イタイ

 ⑩ 多事タナン
 
 回答は次回へ。

 *漢字検定Web問題集 HP より
 * 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典 より
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<プライドフィッシュ> 徳島-春 鳴門鯛

2020-06-06 06:00:16 | 食品
 旬:3~4月 コリコリと心地よい弾力、豊かな脂の味わい。鳴門海峡で育つマダイの旨さには、理由がある

 プライドストーリー:世界三大潮流「鳴門の渦潮」で知られる鳴門海峡。激しい潮流が、ここでしか味わえない「鳴門鯛」を育む
 「魚の王様」ともいわれるマダイ。その中でも、潮流の速い鳴門海峡でもまれたマダイは一級品です。江戸時代前期の文書「本朝食鑑(人見必大著、1697)には、「一種に、形・色は普通で肉の中の大骨の節の辺に瘤(こぶ)をつけたものがある。俗に、鯛が阿波の鳴戸の急灘を乗りきると骨が疲れるので瘤が出来る。」と記されています。鳴門の海は、渦を見るために多くの観光客が訪れるように、潮が大変激しく動いているのが特徴。骨に瘤ができるほど厳しい環境のなかで泳いでいるため、「鳴門鯛」の筋肉は引き締まっています。これが、鳴門のマダイがおいしい理由。鳴門鯛の美味しさは、この海域の特性によってもたらされています。
 コリコリした歯ごたえの引き締まった身、そして適度な脂の乗り。特に、春の産卵を控えたマダイは「桜鯛」と呼ばれ、しっとりとした脂を蓄えて一層おいしくなります。また、「鳴門鯛」には、タンパク質、タウリン、EPA、DHA、ビタミンB1、ビタミンB2(内臓部分)などが多く含まれます。これらの成分には、成人病予防、ダイエット、ストレス、美肌、視力低下予防などに効能があると言われています。
 また近年では、堂浦(どうのうら)の「うず華鯛」、鳴門町の「サクラタイ」、北灘の「べっぴん鯛」など、地域限定のブランド化も推進中。食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

 水揚げ漁港や漁法:鳴門独自の「撒餌釣」に光る漁師の技。激流の中でも狙いは外さない!
 「撒餌釣(「まきえづり」という一本釣)」や「タイ網(定置網)」などで漁獲し、鳴門市内の漁港に水揚げされます。中でも、鳴門特有の「撒餌釣」の伝統的な技は漁師の誇り。生き餌(春はイカナゴ、秋はエビ)とテグス針が入った直径4㎝、長さ30㎝位のプラスチック筒を船上から下げます。筒が海底に着いて底の蓋が開いたときに、生き餌が針とともに海中へ放出され、食欲を誘われた「鳴門鯛」が針を飲む仕掛けです。「海底の形状や潮の流れ、「鳴門鯛」の住みかを熟知した上で、激しい潮流を読んで狙ったポイントに確実に筒を落とす」これが漁師の腕の見せ所です。数は減ったものの、伝統の技は営々と受け継がれています。急流のなか、昔はカンコ船と呼ばれる櫓櫂(ろかい)の小型木船で釣りが行われていたこともありましたが、今はFRP製小型漁船が主流です。
 「タイ網」は、海底に仕掛けられた小型定置網です。この網は、長さ50mの「道網」、それに続く長さ50m幅20m程度の「運動場」、そして「運動場」から外へ設けられた「ツボ」と呼ばれる魚捕りで構成されています。「道網」で進路を遮られ、「運動場」に導かれたマダイは、さらに狭い「ツボ」の中に入り抜け出せなくなる仕組み。漁師は、「ツボ」を持ち上げ中に入ったマダイを取り込んだ後、ツボを元の状態に戻し次の漁獲を待ちます。
*プライドフィッシュHP より

 淡路島の北側にある「明石海峡」では「明石鯛」、そして淡路島の南側にある「鳴門海峡」では「鳴門鯛」。
厳しい潮流が「うまい鯛」を生む。
立派な大きさになるとお値段もなかなかのもの。養殖物は「鯛」って呼べる?と感じるほどの味である。
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