前回の回答
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
はつ・ほん・か・めい・のう・えつ・ほう・ぶん・ずい・だ
① 年功加( )-年功加俸-ねんこうかほう
年功の度合いによって給付される、本俸以外の俸給のこと。
② ( )宜所説-随宜所説-ずいぎしょせつ
相手の心や性質や能力に応じて、理解できるように説いた仏法のこと。
▽仏教語。「随宜」は教えを聞く相手に順応すること。「宜しきに随いて説く所」と訓読する。
③ ( )南狩北-奔南狩北-ほんなんしゅほく
天子が難を避けて、南や北に逃れること。
▽「奔」は逃げる意。「狩」はかり、かりをする意で、天子が逃げるというのをはばかっての表現。
④ 百八煩( )-百八煩悩-ひゃくはちぼんのう
人間が過去・現在・未来にわたって経験する多くの心の迷いや苦しみのこと。
▽「煩悩」は仏教用語で、人間の心身をわずらわし悩ませる迷いの心の意。それが全部で百八種類あるという。
⑤ 間不容( )-間不容髪-かんふようはつ
すぐにということ。非常に差し迫ったさま。髪の毛一本も容いれられないほど事と事の間にすきまがないこと。
▽一般に「間、髪を容れず」と訓読を用いる。
⑥ 恐( )至極-恐悦至極-きょうえつしごく
恐れつつしみながらも大喜びすること。
⑦ 普遍( )当-普遍妥当-ふへんだとう
どんなものにも、どんなときにも適切に当てはまるさま。時間や空間などのどんな条件下でも、すべてのものに共通して当てはまることをいう。
▽「普遍」はすべてのものに共通していること。「妥当」は適切に当てはまること。
⑧ ( )公済私-仮公済私-かこうさいし
公の立場を利用して自分の財産をふやすこと。
「済」は助けるや役に立てるという意味。「公に仮りて私を済す」とも読む。
⑨ 暗雲低( )-暗雲低迷-あんうんていめい
悪い状態が長く続き、向上のきざしが見えてこない前途不安な状況のこと。また、暗い雲が低くたれこめて晴れそうにないさま。
⑩ 博( )強記-博聞強記-はくぶんきょうき
広く物事を聞き知って、よく覚えていること。
▽「博聞」は広く物知りであること。「強記」は記憶力の強いこと。「強」は「彊」とも書く。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
じゅ・さ・ば・ぎょう・じん・かく・ろう・じょう・けい・じゃ
① 棄( )従正
② 如意宝( )
③ 易往易( )
④ 水村山( )
⑤ ( )言逐語
⑥ 右往( )往
⑦ 一( )永逸
⑧ 気炎万( )
⑨ 万( )奔騰
⑩ 直情( )行
回答は次回へ。
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより