「鰤の焼き物」
出世を祈願。出世魚であることにあやかったもの。地域によっては鮭の塩引き 。
名称
標準和名「ブリ」については、江戸時代の本草学者である貝原益軒が「脂多き魚なり、脂の上を略する」と語っており、「アブラ」が「ブラ」へ、さらに転訛し「ブリ」となったという説がある。他にも身が赤くて「ブリブリ」しているからといった説がある。「鰤」は中国の古い漢字の中にもあるが、実体未詳の毒魚の意味であり、日本のブリとは異なる。日本でブリに「鰤」をあてるのは、師走(12月)に脂が乗って旨くなる魚だから、また「師」は大魚であることを表すため等の説がある。
*Wikipedia より
照りが美しくふっくらとした白い身がおいしいぶりの照り焼きは、おせちだけでなく冬の家庭料理としても人気があります。
実際のぶりの身は白いのですが、回遊魚なので種類としては「赤身魚」です。ぶりはおいしいだけでなく、ビタミンB2やコラーゲンも豊富なので美容効果も期待できます。
体が大きく成長していくにつれて、「モジャコ」から「ワカシ(関東)・ワカナ(関西)」、「イナダ(関東)・ツバス(関西)」、「ワラサ(関東)・ハマチ(関西)」、そして最終的に「ブリ」へと名称が変化します。
日本人はその様を社会で出世していく人の姿に重ね合わせて「出世魚」と呼び、縁起がいいとしてきました。立身出世を願う人にはうれしい魚なのです。
*https://www.shop.post.japanpost.jp/column/osechi/osechi_iware13.html より
ブリの漁獲量
農林水産省がまとめた平成27年産の漁獲量を見ると、主な産地は長崎県、石川県、島根県など日本海側が多く、太平洋側では千葉県や茨城県となっている。日本海側では「佐渡ブリ」、「能登ブリ」、富山湾に入ったものは「氷見ブリ」など、寒ブリと呼ばれ冬の特産として有名。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/buri.htm より
天然能登寒ぶり最高級ブランドの「煌(きらめき)」が初登場!価格は国内史上最高額400万円となり華々しいデビュー! 石川県漁業協同組合 2022年12月1日 17時00分
石川県漁業協同組合は、2022年12月1日(木)、石川の四季のさかなのブランド戦略の一環として9月に発表した天然能登寒ぶりの新ブランド「煌(きらめき)」のデビューに合わせて、グランプリ(最高金額)を決める「鰤-1グランプリ」を石川県漁協かなざわ総合市場にて開催いたしました。
石川県内の港から集められた選りすぐりの天然能登寒ぶりを石川県漁協かなざわ総合市場にて目利き人による厳しい認定をクリアした、1本のみが初の「煌(きらめき)」に認定。またセリでの価格は400万円と寒ぶりとしては前例のない史上最高の落札額となり、昨年の加能ガニ「輝」の500万円、今年の11月の香箱ガニ「輝姫」に続き、石川県漁業協同組合における新ブランドの華々しい初セリデビューとなりました。
■「鰤-1(ブリワン)グランプリ」当日の様子
かなざわ総合市場で初めて開催された「鰤-1グランプリ」の冒頭の説明会において、いしかわ四季のさかなPR推進協議会橋本会長より、「煌(きらめき)」のブランド立ち上げの背景や特長などを改めて発表。
「おかげさまで昨年の加能ガニは知名度が上がっております。「輝」に続き、今回の天然能登寒ぶりのブランド化によって石川県の魚介類全体の知名度を上げて、付加価値を高めていきたい。そしておいしい魚を食べに石川県に来てほしい」とコメントしました。
鰤-1グランプリの事前エントリー18本のうち「煌(きらめき)」候補を含む当日の参加数は10本で、それらは、1本ずつ測定や記録が次々に行われました。その後、厳しい審査を経て認定された「煌(きらめき)」は1本のみとなり、認定の証として石川県産材(能登ヒバ)の認定プレートがおかれました。その後のセリでは、多くの仲買人が参加して行われ、結果「煌(きらめき)」の落札額はなんと400万円となり、天然能登寒ぶりとしてはもちろんのこと、寒ぶりとしても史上最高額となり、昨年の加能ガニ「輝」500万円、先月11月の香箱ガニ「輝姫」に続き、新たな新ブランドが華々しいデビューを飾りました。
この記念すべき天然能登寒ぶり「煌(きらめき)」を最高額で手にしたのは、地元七尾市の企業でスーパーを
経営されている。株式会社どんたくとなりました。
■ 落札された「煌(きらめき)」について
鰤-1グランプリ参加数:10本
初セリにおける認定数:1本
グランプリに輝いた煌(きらめき)
重量:15.5㎏
長さ:94㎝
漁獲した網元:岸端(きしはた)定置網組合(石川県七尾市)
落札価格:400万円
購入者:株式会社どんたく(石川県七尾市)
■「煌(きらめき)」購入者のコメント
「私たち七尾市の企業が地元七尾市でとれた初の「煌」を必ずセリ落としたかった。煌(きらめき)が寒ぶり史上最高額でセリ落とされたことで、能登の海産物が全国的に知れ渡ることで、能登全体にスポットライトが当たってほしい。セリ落とした「煌」は経営している食品スーパー「どんたく西南部店」「どんたくアスティ店」でお刺身やお寿司として通常のぶりの価格で提供するのでぜひおいしく召し上がってほしい。」とコメントしました。
「煌(きらめき)」の認定基準
「天然能登寒ぶり」のうち以下の条件を全て満たすものだけを市場の目利き人により「煌」に認定します。
・石川県内の定置網で獲られる天然能登寒ぶり
・重量14kg以上
・12月から翌年1月までの間に限定
・傷がなく胴回りが十分あること
・鮮度の徹底(氷締めや活締めを施す等)
・資源管理への積極的な取り組み
(地区ごとに年間2~3ヶ月の網揚げ休漁を行うほか、小型魚が入らないよう網の目を大きくするなど、将来寒ブリとなる資源を守る自主的な資源管理を実施しているもの)
*https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000088156.html より