「積悪の家には必ず余殃あり-せきあくのいえにはかならずよおうあり」
《「易経」坤卦から》悪事を積み重ねてきた家には、その報いとして必ず子孫にまで及ぶ災いがやってくる。
「席暖まるに暇あらず-せきあたたまるにいとまあらず」
⇒席の暖まる暇もない-《韓愈「諍臣論」から》1か所に落ち着いていられないほど忙しい。席暖まるに暇あらず。
「積羽舟を沈む-せきうふねをしずむ」
《「淮南子 (えなんじ) 」繆称訓から》軽い羽根も大量になると、その重さで舟も沈む。小さなことも積もり重なると大事になることのたとえ。
「赤子の心-せきしのこころ」
《「孟子」離婁下の「大人 (たいじん) とは其の赤子の心を失わざる者 (ひと) なり」から》生まれたままの純真で、偽りのない心。あかごのような心。
「隻手の音声-せきしゅのおんじょう」
禅宗の公案の一。両手を打つと音が出るが、片手にはどんな音があるかということを問うもの。思慮分別を越えた絶対の境地に導くものとして、白隠が初学者のために用いた。隻手の声。
*goo辞書 より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます