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<慣用句・諺> 積悪の家には必ず余殃あり など

2023-12-21 07:06:06 | 慣用句・諺

 「積悪の家には必ず余殃あり-せきあくのいえにはかならずよおうあり」

 《「易経」坤卦から》悪事を積み重ねてきた家には、その報いとして必ず子孫にまで及ぶ災いがやってくる。

 

 「席暖まるに暇あらず-せきあたたまるにいとまあらず」

 ⇒席の暖まる暇もない-《韓愈「諍臣論」から》1か所に落ち着いていられないほど忙しい。席暖まるに暇あらず。

 

 「積羽舟を沈む-せきうふねをしずむ」

 《「淮南子 (えなんじ) 」繆称訓から》軽い羽根も大量になると、その重さで舟も沈む。小さなことも積もり重なると大事になることのたとえ。

 

 「赤子の心-せきしのこころ」

 《「孟子」離婁下の「大人 (たいじん) とは其の赤子の心を失わざる者 (ひと) なり」から》生まれたままの純真で、偽りのない心。あかごのような心。

 

 「隻手の音声-せきしゅのおんじょう」

 禅宗の公案の一。両手を打つと音が出るが、片手にはどんな音があるかということを問うもの。思慮分別を越えた絶対の境地に導くものとして、白隠が初学者のために用いた。隻手の声。

 

*goo辞書 より


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