「寿太郎」-晩生温州みかん
「日本一の高級みかん」とも呼ばれる静岡県沼津市で発見された青島の枝変りで、1984年に品種登録された。小振り(M~Sサイズ)で味が濃縮されている。
但し、先祖戻りが激しく注意が必要。「青島」への先祖戻りは、節間の長さ、樹勢、果実の大きさで容易に区別できるので、観察が重要。
「寿太郎温州」、青島温州の枝変わりとして発見され、果実の果皮はやや薄く、浮き皮が少なく、貯蔵性に優れる。糖度・酸度ともに高く、 食味は濃厚。一般的な温州みかんの出荷が終わりに近づく2月上旬頃から出荷が開始され、4月上旬まで出荷される。晩生の主力品種「青島温州」よりも、市場単価は約100円高いといわれることも。苗木の販売数は安定している。これは、市場単価の影響を受けたものと想像するが、この傾向はこの品種がもつポテンシャルが評価されたので、今後も期待したい品種の1つである。
*http://www.ykken.jp/14681964996000 より
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