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うまいッ! NHK 「甘みも栄養もキャベツ以上! 芽キャベツ〜静岡・御前崎市〜」

2024-09-08 08:09:15 | うまいッ!NHK

 「甘みも栄養もキャベツ以上! 芽キャベツ〜静岡・御前崎市〜」 2021年1月25日

 キャベツをそのまま小さくしたような「芽キャベツ」は甘みも栄養価もキャベツ以上の優れモノ。全国一の産地・静岡からうまさの秘密や新発想の絶品レシピをお伝えします!

 今回の主役は「芽キャベツ」、ピンポン玉ほどの大きさの中に果物並みの糖分と豊富な栄養がギッシリ!全国シェア9割を誇る産地、静岡を食材ハンター松嶋初音さんが訪ねます。おいしい芽キャベツの生育に不可欠なのが、冬の風物詩“遠州のからっ風”。冷たい強風に耐え抜いたえりすぐりの芽キャベツだけが手作業で収穫されます。地元では消費拡大をめざし多彩な料理が開発中。和洋中、何にでも合う新発想レシピをご紹介します。

*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/JW6Z283X82/ より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 「芽キャベツ」

 芽キャベツってどんな野菜? 育て方やレシピをチェック!

 育てて食べようユニーク野菜


 目次
 芽キャベツってどんな野菜?
 芽キャベツ栽培、3つのポイント
 芽キャベツの栽培時期
 芽キャベツの育て方
 芽キャベツの保存方法
 芽キャベツのおいしい食べ方
 芽キャベツってどんな野菜?

 芽キャベツは名前の通りキャベツの仲間ですが、頂芽が結球する一般的なキャベツとは異なり、わき芽が結球するのが特徴です。キャベツの原種は地中海沿岸ですが、芽キャベツはベルギーで作られた改良種です。キャベツ同様、冷涼な気候を好み、日本で栽培する場合は、夏の終わりに苗を植えて涼しくなる秋から冬に向けて育てます。
 芽キャベツは「子持ちキャベツ」とも呼ばれ、茎に小さな球が50~60個程度びっしりとできます。コロコロと小さい見た目が可愛らしく、一口サイズなのでシチューなどの煮込み料理や炒め物にして、まるごと調理して食べるとおいしい野菜です。
 芽キャベツ栽培、3つのポイント
 ポイント1
 芽キャベツはアブラナ科の野菜です。同じアブラナ科の野菜(コマツナ、ハクサイ、ブロッコリーなど)と連作するのを避け、また、害虫や病気が共通するため、近い場所に植えるのも避けます。
 ポイント2
 水はけのよい高めの畝をつくり、マルチ栽培で畝の過湿や乾燥を避けると育ちがよくなります。
 ポイント3
 芽キャベツはキャベツ同様、低栄養の土壌を好む野菜です。肥料を与えすぎると病気や害虫被害が多くなるので、少肥を心掛けて栽培します。
 芽キャベツの栽培時期

 キャベツ同様、夏の終わりに苗を植えます。中間地なら、8月中旬~9月上旬に苗を購入して植えつけると、11月上旬くらいから収穫を始められます。収穫は年を越して春先まで続きます。
 タネを買って苗をつくるなら、7月中旬~8月上旬にポットにタネをまいて約30日間育苗して、本葉5~6枚まで育てます。暑い時期なので、寒冷紗で日除けをして涼しい環境に置いて育苗します。
 芽キャベツの育て方
 土づくり(新規の畑の場合)

 新規の痩せている畑では元肥を施します。植えつけの2週間前までに、元肥として1m2あたり完熟堆肥2kg、油かす200g、かき殻石灰150gを、畝をつくる場所にまき、深さ20cmまで耕して土によく混ぜておきます。キャベツの仲間はやや未熟な有機物を好むので、どちらかというと発酵油かすよりも、油かすが向いています。
 水はけの悪い粘土質の畑では、高さ15cm程度の高畝にします。水はけのいい砂質の畑では畝を高くする必要はありません。
 なお、粘土質の畑は肥料の持ちがいいため、元肥は上記の量の2割減とし、逆に肥料の消耗や流失が多い砂質の畑では上記の量の2割増しを目安にします。
 畝にマルチフィルムを張ると、畝の湿度と温度が安定して育ちがよくなるのでおすすめ。また、雨による泥はねが防げるので、病気予防になります。マルチフィルムの代わりに、刈り草やワラをパラパラと敷くのも同様の効果があります。
 野菜づくりを続けている畑の場合は?
 有機栽培を続けている畑では土が肥沃になります。キャベツの仲間はもともと低栄養の土壌を好む野菜なので、土づくりは耕すだけで十分です。約20cmの深さまで耕したら畝をつくりましょう。この場合、1週間ほどして土が落ち着いたら苗を植えつけます。土が蓄えている養分で、芽キャベツは大きく育ちます。なお、上記の通り、水はけの良し悪しで畝の高さを変えてください。

 元肥のすき込みも耕うん機があれば楽にできる

 培土器があれば素早く土寄せができる

 往復して畝の原型をつくり、表面をならして形を整える

 マルチを畝に広げる

 両サイドの裾を土で固定しながら広げる

 裾に土をかけて足で踏んで固定する
 植えつけ

 植え方
 本葉が5~6枚の苗を植えます。幅60cmの畝に1列、株間約45cmで植えます。
 定植の前にポットごと水につけて吸水させてから植えるとよく、その後は水やりを控えます。こうすると、根をしっかりと伸ばすことができ、丈夫に育ちます。

 植えつけ前、ポットを水に浸して給水します

 マルチフィルムに穴をあけ、植え穴を掘って根鉢を納めたら、穴と根鉢の間に隙間がないように土を寄せて鎮圧しておきます

 株間45cmで植えます
 連作障害
 芽キャベツは、連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔を2~3年あけると安心です。ただ、堆肥をすき込んで土づくりを続けている有機の畑では、連作障害はそれほど気になりません。
 追肥と土寄せ
 生育が悪いようなら、少量の油かすを与えます。分量の目安は、1株当たりに約10gです。植えつけ後、2~3週間に1度のペースで、葉の先端の真下あたりに油かすをまいてください。葉の先端の真下は、ちょうど根が伸びてきているところなので、養分を効率よく吸わせることができます。
 マルチ栽培の場合は、マルチをめくるか、切り込みを入れて追肥します。
 マルチをしていない場合は、追肥をしたら土を寄せておきます。株数が多い場合は、耕うん機に培土器を取り付けて土寄せをすると便利です。
 葉かき作業
 葉数を増やしながら生長し、葉のつけ根の部分にわき芽が出てきます。

 葉が増えます 

 葉のつけ根にわき芽が出ます。このわき芽が結球して肥大し、芽キャベツになります
 植えつけから約2か月後、わき芽が結球し始めます。下の方の葉からハサミで切り取る作業をします。最終的に上の方の葉を10枚くらい残しますが、一度に多くの葉を切るとダメージが大きいため、5枚くらいずつ日を分けて葉かきをします。日当たりと風通しをよくし、また、葉かきをすることでわき芽が大きく育つようになります。葉が増えたら適宜葉かき作業をします。

 下の方の葉から順にハサミで葉を切り取ります

 わき芽を傷つけないように切り取り作業をします

 上に10枚くらいの葉を残しておきます。葉かき作業をすると結球部分が次第に肥大します
 収穫

 結球したわき芽が直径2~3cmに肥大したら順次収穫します。下の方から順々にハサミで切り取るか、手でもぎ取ります。
 品種、栽培時期、土壌環境によりますが、おおむね植えつけから約3か月で収穫が始まり、その後2か月くらい収穫が続きます。11月~3月が収穫の目安です。
 葉かき作業を数枚ずつこまめに行い、茎の上方に向かってわき芽をどんどん結球させていきましょう。
 芽キャベツの保存方法
 収穫した芽キャベツは、すぐに食べるのでなければ、かために下茹でして粗熱をとってから冷凍保存します。ファスナーつきの保存袋に小分けして冷凍庫で保存し、使うときは自然解凍して調理するようにしましょう。

*https://www.honda.co.jp/tiller/yasai/unique/brussels-sprouts/ より

 

 寒さで味よし 御前崎などで高級食材メキャベツ収穫 2020年12月31日 05時00分 (12月31日 05時02分更新)
 冬の味覚、メキャベツが旬を迎えた。生産量で全国シェアの六割を占める東遠地区にある御前崎市佐倉の鴨川幸治(ともはる)さん(37)の畑では、寒さが増すにつれて実が締まったメキャベツが順調に育っている。一月半ばから一カ月ほどが出荷の最盛期だ。 (河野貴子)
 ベルギー原産のアブラナ科で、キャベツを凝縮したようなコロンとした見た目が人気。ビタミンCや葉酸、食物繊維が豊富で、一株に六十個ほど成ることから、子孫繁栄の象徴ともされる。おいしく育つのに寒さが必要なためハウス栽培に向かず、十一月〜三月上旬のみ収穫される。
 JA遠州夢咲管内の御前崎市浜岡地区、菊川市、掛川市大東・大須賀地区では、鴨川さんらメキャベツ委員会の会員五十七人が計二十四ヘクタールで栽培している。期間中、二百五十トンを出荷予定で、主な行き先は京浜地区。六個入りが三百円ほどで販売される高級食材だ。
 鴨川さんは「寒くなってこそ本来のおいしさが出る」と話す。「塩ゆでして食べるのが本当に好き。固めが歯応えがありおいしいですよ」
 鍋物やシチュー、ソテーと、さまざまな料理に使える。菊川市加茂と掛川市三俣のJA農産物直売所ミナクルの店頭に並んでいる。

*https://www.chunichi.co.jp/article/178916 より

 JA遠州夢咲 メキャベツ委員会のみなさん
 JA遠州夢咲管内では、50年以上前からメキャベツを栽培し、現在では全国シェア約60%を誇る日本一の産地となっています。JA遠州夢咲メキャベツ委員会の皆さんが育てるメキャベツは、球が大きくて柔らかく、苦味が少ないのが特徴です。おすすめの手軽な食べ方は、天ぷらやフライ。レンジでチンして七味マヨネーズで和えれば、おつまみにも最適だそうです。栽培は、日照時間が長く、水はけの良い畑に高畝をつくり、8月のお盆の頃に苗を植えます。メキャベツは葉の付け根の茎の部分に実るので、畝を高くすることで、しっかり根が張り、茎も太くなって収量が増すそうです。夏はイタチごっこのような草取りの日々、11月中旬〜3月の収穫期には、かじかむ手で一球ずつ摘み取られ、主に東京、大阪に出荷され、地元ではミナクル市などで販売されます。メキャベツは、茎の周りに鈴なりに結球することから「子持ちカンラン」とも呼ばれ、子孫繁栄の縁起物とされています。ビタミンB2やカロテンが豊富なメキャベツを食べ、元気に冬を過ごしましょう。

*https://fureae-plus.com/people/detail.html?CN=328530 より


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