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<知ってるようでよく知らない言葉・モノ・コト> 初競り

2025-01-07 08:39:08 | 知ってるようでよく知らない言葉・モノ・コト

 「初競り」

 言葉の意味としては、その年に初めて行われる、市場での競り(競り売り)。初めての競り。を指す。

*Weblio辞書 より

 1月5日「マグロの初競り」が豊洲市場で行われた。

 大間産のマグロが過去2番目の高値-2億700万円で。

 昨年が1億1424万円だっただけに、景気が上向きであることを意味する。

 「魚河岸初競り(1月5日 年中行事)」

 各地の魚河岸(うおがし)で競(せ)りが開始される日。

 「初競り」は、その年初めて行われる市場での競りを意味する。「魚河岸」は、魚市場のある河岸、または魚市場を意味する。江戸時代から東京・日本橋付近の河岸に魚市場があったことに由来する。これに由来して、東京・築地にあった東京都中央卸売市場(築地市場)の通称としても用いられる。

 「魚河岸初競り」では、新年の初物として御祝儀相場が付けられる。2013年(平成25年)1月5日に行われた築地市場の初競りでは、青森県大間産のクロマグロ(本マグロ)が1匹1億5540万円で当時の史上最高値で競り落とされた。222キロのマグロで、落札者は寿司チェーン「すしざんまい」を展開する喜代村(きよむら)であった。

 その後、築地市場から豊洲市場に移転後、初めて行われた2019年(平成31年)1月5日の初競りで、大間産のクロマグロが1匹3億3360万円で競り落とされ、過去最高値を更新した。重さは278キロで、落札したのは同じく喜代村であった。

*https://zatsuneta.com/archives/101056.html より

 豊洲マグロ初競り、2025年も1億円超えか? 本命、新勢力…それぞれの思い 2025/1/1(水) 9:03配信 時事通信社

 新年恒例のマグロ初競りが、2025年も東京・豊洲市場(江東区)で1月5日に行われる。最高価格の「一番マグロ」に脚光が当たる風物詩で、24年は4年ぶりに1匹1億円を突破した。激戦を制した常連の勢いが止まらない一方、新たな勢力も台頭。一番マグロの争奪戦に注目が集まる。(時事通信水産部 岡畠俊典)

 ◆「景気回復の象徴」

 豊洲市場で1年の最初の取引となる初競り。縁起の良い「初物」を祝い、豊漁などの願いを込める。かつては一番マグロに1匹3億円を超える史上最高値が付き、世間を驚かせた。新型コロナウイルスの流行下だった21年以降は、自粛ムードもあって最高値が同1000万~3000万円台と大幅に下落した。

 コロナ感染症が5類に移行後の24年、インバウンド(訪日客)や外食産業の回復もあり、初競りは再び活気づいた。最高級ブランドの青森県大間産クロマグロ(238キロ)に、1キロ当たり48万円、1匹1億1424万円が付き、20年以来となる4匹目の「億超え」が誕生。23年の3倍となるご祝儀相場で、同市場関係者から「景気回復の象徴」との声が上がった。

 競り落としたのは、同市場の有力仲卸業者「やま幸」。すし店「鮨 銀座おのでら」などを展開する「ONODERA GROUP」(オノデラグループ)が買い付けを依頼し、4年連続で手に入れた。

 前回は珍しいケースもあった。2番目の高値だった大間産(177キロ)が1匹5310万円(1キロ当たり30万円)となり、23年の最高値だった同3604万円(同17万円)を上回った。例年、一番マグロ以外は高くても同1000万円ほど。同市場卸会社のベテランは「今まで聞いたことがない」と話した。二番を落札したのは、一番マグロをやま幸と最後まで競い合った同市場仲卸「米彦」。依頼したのは、静岡県内外ですし店「沼津魚がし鮨」を運営する「沓間(くつま)水産」(同県裾野市)で、初挑戦だった。

 ◆「1億円が一つの指標」

 一番マグロの競りは「ここ数年で勢力が変わった」と同市場関係者は語る。かつては、3億円超えを落札したすしチェーン「すしざんまい」を運営する「喜代村」の入手が続いたが、21年からはやま幸とオノデラグループのコンビが獲得。別のすし店や食品スーパーなど「新顔」の参入も目立つようになった。

 25年の一番マグロはどうなるか。複数の豊洲市場関係者から「(前年の)1億円が一つの指標になりそうだ」との声が出ている。「それだけの資金を準備できる業者はそう多くないだろう」とみる向きがある一方、コロナ禍の収束で外食需要も堅調なことなどから、新たな参入業者がいても不思議ではないとの見方もある。

 これまでの億超えの競りでは、最高評価の1匹に人気が集中した。ただ、良質なマグロが潤沢に入荷したり、人気や評価が分かれたりすれば、価格が抑えられるケースもある。競争相手との駆け引きもあり、「一番を競り落とすのは容易ではない」(同市場仲卸)といわれる。

 ◆「本命」は5年連続に意欲

 一番マグロの「本命」は、24年まで4年連続で獲得した常連のオノデラグループ。同グループの「銀座おのでら」をはじめ国内外のフードサービス事業を統括するONODERAホールディングスの長尾真司社長は「高値になる雰囲気があり、ある程度想定はしていた。最高のおいしいマグロだった」と、初の億超えを手にした前回を振り返った。

 銀座おのでらは、高級すし店に加え、本格的な味をリーズナブルな価格で提供する回転ずし店などを国内外に展開。一番人気はマグロで、長尾社長は「店を象徴する『顔』になっている」と語る。マグロの目利きは、仕入れ先であるやま幸の山口幸隆社長に全幅の信頼を寄せる。前回の1億円超えマグロも、東京・表参道の回転ずし店で解体後、赤身とトロの握りずし2貫セットを限定価格の1080円(税込み)で提供。概算で1貫2万円前後になるというが、例年通り、感謝を込めた「破格値」で振る舞われた。

 オノデラグループは24年11月、米ヒューストンで海外2店目となる回転ずし店を複合商業施設内にオープン。初競りで知名度も上がり、同施設を運営する現地の開発事業者から誘いを受けたという。準備を進めた「銀座おのでら」の坂上暁史・世界統括総料理長は「最初は不安だったが、開店初日に大行列ができた。日本のすしはまだ伸びしろがある」と実感する。

 前回は、元日に能登半島地震が発生。複雑な心境の中、「食で明るい話題を届けたい」(長尾社長)との思いで臨み、売り上げの一部を復興支援として寄付した。25年も初競りに挑む予定で、長尾社長は「一番マグロを取って、たくさんのお客さんに食べて喜んでもらえれば。日本食を海外にも広めたい」と意気込む。

 ◆「地域を盛り上げたい」

 昨年の初参戦で高額の「二番マグロ」を入手した沓間水産(沓間大作社長)の動向も気になるところだ。「一番マグロを狙いたい」(同社の阿部和広取締役)と意欲を見せる。拠点を置く静岡県に、日本最大の魚市場、豊洲市場から貴重な縁起物を持ち帰ることで「地域を盛り上げるとともに、お客さんに還元したい」(同)と前向きだ。

 24年12月、青森県沖でマグロ漁船が転覆し、3億円超えマグロを釣った大間の漁師ら2人が亡くなる事故が起きた。豊洲市場関係者は「命懸けでマグロを取る漁師たちにいつも感謝している。漁の安全を願い、初市が盛り上がって良い1年の幕開けになれば」と話す。

 日本は世界有数のマグロ消費大国。25年からは、資源が回復している太平洋クロマグロの漁獲枠が増えることから、「消費者がより身近に食べられるようになるのでは」(同市場の水産業者)と期待される。「海のダイヤ」とも呼ばれ、日本の食文化を支えるクロマグロの初競りに、今年も熱い視線が注がれる。

*https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbbd78592d5fdb40cc18626a30f6991cd0c0e5d より

 PR効果があるのがわかるが、「寿司屋」の宣伝にしては費用対効果はいかに?

 「すしざんまい」が連続で競り勝ちしていたのはもう昔の話か?ただ未だに語り継がれていることは確かである。

 関西にいると「オノデラグループ」はそれほど認知されていないが、これからどんどん出店するか?

 高額な広告料はいつ回収できるのか?

 

 あっ?!今年は珍しく「うに」の初競りで高値が。

 「生ウニ」約400グラムで700万円 豊洲市場の初競りで史上最高値 1/5(日) 9:19配信 テレ朝NEWS

 東京・豊洲市場の初競りで、北海道函館産の生ウニが史上最高値となる700万円で競り落とされました。

 競り落とされたのは、今年の干支(えと)のヘビをあしらった漆器の箱に入った函館産の「ムラサキウニ」およそ400グラムです。

 これまで生ウニの最高値は去年の150万円でしたが、これを大きく上回る700万円で競り落とされました。

 仲卸を通じて購入した東京・中目黒のすし店「鮨尚充」の安田尚充さんは、「赤字ですが、それでも良いと思って700万円まで買わせていただきました。最高のウニなのでぜひ食べていただきたい」と話しました。

 このすし店では、6日から1貫40万円で提供されるということです。

 初競りで2番目に高い値段で競り落とされた生ウニも函館産で、400万円で競り落とされました。

*https://news.yahoo.co.jp/articles/590968d91bf29836c75041940ff3bde64ebd94ed より

 昨年は150万円だったから、これまたご祝儀相場も大変なことに!

 

 さくらんぼ「佐藤錦」が過去最高の150万円で落札 1粒あたりの価格は約2.2万円 2025年1月5日(日)18時6分 TBS NEWS DIG

 山形県では早くも初夏の味覚が競りにかけられました。
 木を夏は冷蔵庫に、冬は加温ハウスに入れ、この時期に収穫される超促成栽培のさくらんぼ。
 今年は佐藤錦500グラムの桐箱2Lサイズが過去最高額の150万円で落札されました。一粒あたりではおよそ2万2千円です。東京の大田市場でも150万円で競り落とされたということです。

*https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0105/tbs_250105_5850352905.html より

 これまた景気のええ話やな!


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