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<慣用句・諺> 白刃踏むべし など

2024-12-24 07:24:35 | 慣用句・諺

 「白刃踏むべし」

 《「礼記」中庸から》白刃を踏むことも辞さないほど勇気のあることのたとえ。

 「白刃」-鞘 (さや) から抜いた刀。しらは。

 

 「白刃前に交われば流矢を顧みず-はくじんまえにまじわればりゅうしをかえりみず」

 《「宋書」袁顗伝より》白刃が目の前で交差するような切迫した状況下では、飛んで来る流れ矢をかえりみている余裕などない。大難を前にしては、小難を顧みる余裕のないことのたとえ。

 

 「白扇倒に懸かる-はくせんさかしまにかかる」

 《石川丈山の詩「富士山」から》富士山が雪に覆われてそびえている姿の形容。

 

 「白髪三千丈-はくはつさんぜんじょう」

 《李白「秋浦歌」から》長年の憂いが重なって白髪が非常に長くのびることを誇張していった言葉。心に憂いや心配事が積もることのたとえ。

 

 「白馬は馬に非ず-はくばはうまにあらず」

 中国戦国時代に、公孫竜の説いた詭弁 (きべん) 的命題。「白馬」を認識するとき、人は「白」と「馬」とを別々に知覚しうるから、「白馬」は「馬」ではないとする。のち、白馬という存在と馬という存在をことさらに区別する詭弁として喧伝された。詭弁の代表例。白馬非馬論。

 

*goo辞書 より


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