いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<The Wonder 500> ものづくり 386 マル白 白石温麺

2022-10-05 05:59:47 | The Wonder 500

 「 386 マル白 白石温麺」

■白石温麺の誕生

いまから約400年前、白石の城下町にいた大畑屋の鈴木浅右衛門(のちに味右衛門(みえもん)を襲名)という青年により白石温麺は誕生しました。

当時、浅右衛門は胃腸が弱く病弱な父親・久左衛門のため「消化が良く父が元気になる食べ物はないか」と、毎日方々を探し回っていました。
ある日、旅の僧から、油を使わず消化に良い麺の製法を授かります。浅右衛門は、早速麺作りを開始し、苦心の末この麺を作り上げました。
膳に盛った麺を勧めると、食べやすくまことに美味しい麺に父親の食欲は増し、病状も回復していったそうです。


■人を思いやる「温かい心」から温麺と名付けられた

大畑屋の鈴木浅右衛門が作った麺は、評判を呼び、白石の武将片倉小十郎にも献上されました。
味もさることながら、誕生秘話に感銘を受けた小十郎は、「人を思いやる温かい心を持つ麺」という意味を込め、この麺を「温麺」と名付けました。
また、この功績により、浅右衛門は「味右衛門」と名乗ることを許されたと言われています。

 白石興産株式会社 宮城県白石市字大畑一番1の2


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <都市の異名> 水の都 14. | トップ | <伝統野菜> 静岡 折戸なす »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

The Wonder 500」カテゴリの最新記事