当たり前のタイトルですが・・・・
私は、若かりし頃に生まれ故郷を後にして、
当地に移り住み現在に至っています。
もう、この地が終の棲家になります。田舎にあったお墓も、
ここに移し替えました。後の墓守は誰が・・・????
今はこの墓守も問題になっていますが・・・・・・・・・
さて、
ド田舎で義務教育を受けて、後は別の地域でスタートしました。
やはり、私の原点はこの小、中時代でしょうか????
小学校は、今は廃校になり統合されています。
中学校は今も存続していますが・・・当時から
広い地域をまとめ一校になっています。
今年の初めに一通の電話がかかってきました。
中学校の同窓会を行うので参加しませんかと??
私は、会社時代は3交代勤務でしたので、
小中学校の同窓会には、中々行くことはできませんでした。
遠いという事も有りますが・・勤務との兼ね合い。
まじめ人間ではないのですがね・・・中々行けません。
もちろん、田舎に住い生活している方とは、連絡を
取り合っていますが、なんせクラス全体となると、
消息は全く分からないのが現状。
そして前回開催のおりは、海外に出かけていて
参加は無理でしたが、今年は参加することに・・・・
おおよそ55年ぶり~の再会!!!
いやはや、顔を覚え出すのも一苦労。
当時の写真と見比べても・・・??????
多分、相手方にすれば私もその中一人ですが・・
私たちのクラスの担任で合った先生が、
お元気で、小学校の近くにお住まいになっている事を
この会で知ったのと同窓会に参加されていたのには、
感激しました!!!!
昔話に花が咲き、時間の経つのも早い!!
当時は全クラス188名4クラス有りました。
その時に、出た話は大変印象深い話が数々・・・
私も断片的にしか覚えていない話が、この歳に
なってやっと全編繋がった話も。そんな話を一話・・・
それは今回、この会場に出向くのに私は新幹線を利用
しました。もちろん泊りではありません。
乗車する新幹線を待っている時、こんな案内が・・・
掲示板には、グループ301、497の表示が出ています。
そうです、修学旅行の生徒さんたちが乗る専用列車が止まりました。
ここでは、もちろん扉は開きません。
どこから出発していいるかは不明。
修学旅行の幕が出ています。今の生徒さん達は、
新幹線で移動。・・・で今回の同窓会で話題になった一つは、
当時の修学旅行の話です。
当時私達は、学校をバスを連ねてとある駅まで・・
これとて3時間以上もかかりました。そこから鈍行列車に乗って
出かけたのは、東京、鎌倉、箱根でした。その中で、
変わった物を持参していた事を今回教えてもらった・・
私の記憶にない物です。それは白米と新聞紙です。
白米は修学旅行で泊まった宿に持参したのです。
さて、どのぐらい持参したのかは、参加者からは
明確な答えは出ませんでしたが、
間違いなく持参したようです。もう一つの新聞紙は・・
実はこれは、行き帰りの列車の中で必要でした。
これは、憶えていると言う方が多かった!!!
それは、この新聞紙を列車の床に広げて、
席を確保した。お尻が痛かったとか・・・
そうです、多分一編成の車両を何両かをあてがって
各学校との相乗りで移動、全員が座席に座れるだけの
座席が無かったようです。行き帰りも同じ状態だったとか??
私達が修学旅行に出かけた年の10月に新幹線が
開通していますので多分東京までは15時間以上の
列車の旅でしょうか?? 何時間かかつたのでしょう???
多分、電化されていたようなあやふやな記憶は有ります。
古い時刻表が有れば探して見たいと思うが・・・・
(当時新幹線は東京-大阪間を4時間で結んでいた)
楽しかったと言う事以外記憶は飛んでいます。
今、時代はテーマーパークに出かけたり、到着地では
グループで行動したりすると教えてもらいましたが・・・
米持参で、新聞紙を床にひいて過ごすなんて、考えられない
思いをして、出かけていたようです。当時の私のお土産は、
東京行ったと言う証拠のようなペナントを2枚買って帰って、
長い間、壁に貼り付けていた事だけを思い出します。
二時間半の懇談会と二次会の一時間半を過ごしてきました。
そんな中188名中30数名が亡くなっていました。男性が20数名。
この中には、私と仲の良かった友人2名も。
中には、若くして亡くなった方も、
こう考えると寂しくなります。後数年したらまた開催するので、
「皆さんお元気で」と言う言葉を後にしてお開きになりましたが、
今回、参加できなかった方の中には、病気療養中の方や施設に
入られている方からも連絡が有った。
そう考えると、今回何とか皆さんに逢えた事を感謝しなくては、、、
この歳になると、なんにかしら抱えています。
もちろん私も持病を抱えています。次回は行けないかも??
ま~それも運命かと帰りの車中で思った。
しかし私は、自分の人生に悔いはありません。
やりたい事を精一杯してきました。かなわぬ夢も
有りましたが・・それなりに悔いも無くすごしてきました。
まだ、過去を振り返るのにはチト早いかもしれない。
まだ、こころだし途中の物も有りますが、
それでも自分の今の人生に悔いはないです。
足腰が動かせる間は、
まだ途中の物を成し遂げたい!!! 無理かもしれませんが??
と考える一日になりました。
ま~それが悔いのない人生の終りかもしれませんがね・・・