今回は改憲に向かう姿勢に関し、反日左翼野党議員諸氏11名の意見を紹介します。
1. 岡島一正 ( 立憲民主党 衆院比例・南関東 )
「長い歴史の中で、社会に根付いている憲法。」「根本の精神である、平和主義をしっかり貫く意味でも、十分に生かしていかなければならない。」
2. 生方幸夫 ( 立憲民主党 衆院比例・南関東 )
「武力で平和は、守れない。憲法9条は、世界に誇るべき条文だ。」「これを改悪するような、憲法改正にはしっかりと反対する。」
3. 宮川伸 ( 立憲民主党 衆院比例・南関東 )
「安倍首相は、9条を変えても自衛隊の任務は変わらないと、説明しているがこれは誤りである。」「立憲主義を、しっかりと守り抜く。」
4 長浜博行 ( 立憲民主党 参院千葉選挙区 )
「立憲主義に基づき、国民主権の観点から見直すべき事項があれば、議論する。( 96条 )」「改憲ありきの動きには、与しない。( 99条 )」
5. 奥野総一郎 ( 国民民主党 衆院比例・南関東 )
「憲法の議論を否定するものではないが、4項目ありきの議論でなく、ゆっくりと積み上げた熟議を果たすべきだ。」
6. 谷田川元 ( 国民民主党 衆院比例・南関東 )
「安倍総理は過去二回、自分勝手な理由で衆議院を解散している。」「こうした恣意的解散を禁止する、憲法改正を第一に考えたい。」
7. 青木愛 ( 国民民主党 参院比例 )
「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の三原則は、堅持。」「国家権力の拡大を図る現政権下での改憲論議は、極めて危険。」
8. 志位和夫 ( 共産党 衆院比例・南関東 )
「変えるべきは憲法でなく、憲法を踏みにじってきた安倍政権。」「九条を生かした平和外交を進め、憲法の豊かな人権条項を実現する。」
9. 野田佳彦 ( 無所属 衆院千葉4区 )
「論議をタブー視する気はないが、もっと優先すべきことが多い。」
10. 田島要 ( 無所属 衆院比例・南関東 )
「改竄、隠蔽、虚偽答弁が横行し、国民を愚弄する、政治の私物化をまず根絶することが、論議を始める大前提である。」
11. 小西洋之 ( 無所属 山陰千葉選挙区 )
「違憲の安保法制で、自衛隊・市民が戦死する状況下で、国会議員の改憲論議は許されない。」「まずは、憲法と法治国家の奪還に、全力を尽くす。」
悪夢の三年間と呼ばれる民主党政権で、最後の総理だった野田氏は、もう少し中身のある意見を言うのかと期待していましたが、見当違いの答えです。御父君が自衛隊員だと聞いており、保守の良識がどこかにあるのでないかと、今日まで眺めてきましたが失望でした。
改憲への取り組みを問われたら、それに答えるのが筋なのに、はぐらかしました。「もっと優先すべきことが多い」と言いますが、現在の日本の優先事項は、1. 皇室護持と、2. 国家自立のための憲法改正の2つしかありません。
総理まで経験した氏が、憲法改正より優先させるべきと考えているのは、何なのでしょう。女性宮家に賛成する議員ですから、「皇室の崩壊」と「日本の文化と歴史の破壊」の方が優先すると言いたいのでしょうか。
反日の議員たちが、口を揃えて言う、「立憲主義」と「憲法三原則を守る」は、同じ意味です。「平和教」の念仏ですから、今更驚きません。驚きがあるとすれば、このお粗末な野党の念仏に、きちんと向き合おうとしない自民党議員の不甲斐なさです。政権与党の心地よい椅子に安座し、国民の願いを忘れ、反日の空念仏との戦いを忘れた、自民党の議員たちの腑抜けぶりです。
このままでは、ご先祖様に申し訳が立ちませんので、次回を続けます。今回は、不本意ながら、一区切りといたします。