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郷土紙千葉日報讃歌 - まとめ ( ネットを武器に愛国の発信 )

2020-01-13 19:00:26 | 徒然の記
 何にでも反対し、批判するばかりで対案を出さないのが、今の野党です。反対反対と叫ぶだけで、愚かな人々から票を得て政治を停滞させている野党が、なぜいつまでも存在しているのか。その理由が、前回までのブログで明らかになりました。
 
 「自民党の議員が、反日左翼の議員たちと本気で対峙していない。」
 
 この一語に、尽きます。
 
 反日左翼の野党議員は、批判する「相手」を憎み、敵として挑みます。「相手」とは、生まれ育った自分の国と、政府自民党、これを支持する国民です。
 
 しかし私は、批判する自民党の議員諸氏を憎んでいませんし、敵とも考えません。彼らは私と同じ、国を愛する日本人で話せばわかるのですから、敵であるはずがありません。日本を取り戻すには、自民党の議員の力なしでは不可能です。
 
 「風見鶏の多いのが政治家なので、千葉県だけが例外状態ということはありません。彼らが堂々とたわ言を言えるのは、全国横並びの安心感があるからです。」
 
 先のブログでの失礼な言い方をしましたが、この言葉の中に、これから提案しようとする具体策が隠れています。キーワードは、「全国横並びの安心感」です。
 
 この提案には、自民党議員諸氏だけでなく、有権者である私たち国民自身への批判も含まれています。
 
 「風見鶏」と言う言葉は、普段は良い意味で使われませんが、政治家には不可欠な才覚です。世の流れや国民の思考の変化などを、いち早く察知する能力です。選挙民の心を掴み損ねたら、落選してただの人になりますから、国内世論、国際社会、他の政治家の行動など、常に注意を怠れないのが政治家です。風見鶏の才で動きを察知し、全国的行動をするというのも必要な動きだと言えます。
 
 共産主義思想は、とっくに過去の遺物となったにもかかわらず、なぜ日本で反日野党が消滅しないのか。原因と思われる事柄を、並べてみます。
 
 1.  自民党は戦後多数を得て、ずっと政権を担当してきた。
 2.  国民に愛想をつかれるような失敗をしない限り、自民党は政権党であり続ける。
 3.  金権腐敗政治が目に余った時、多数の議席を失い、自民党は政権を失った。
 4.  口先だけの無能さを露呈した民主党は、わずか3年で政権を失った。
 
 自民党の議員と、私たちが気づかなくてならないことは、国民の意思が選挙で示されていると言う事実です。日本の民主主義が、正しく動いている証拠でもあります。自民党の議員諸氏と私たち国民は、この事実をぼんやりとでなく、明確に自覚し、次の2点を心に刻むべきです。
 
  1.  国民の一票には、国を変える力がある。
  2.  政治家は、国民の意識の変化を読み取り、国政を行わなければならない。
 
 この2点が、重要な教訓ではないでしょうか。国を思う庶民は多数を占めていますが、意思表示の機会がないため自民党の議員に十分伝わらなかった、と言うのが過去の選挙です。しかし現在はネットのおかげで、庶民が自由に意見を発信し、交換できる時代となりました。
 
 私たち庶民は、組織化もせず、金品の支援も受けず、一人一人がネットで繋がるだけで、愛国の政治家に投票します。
 
 組織は大きくなると腐敗しますから、私たちは無組織がいいのです。時間をかければ、国を思う意見は日本の隅々に浸透し、無視できない力となります。そうなれば、政治家たちの「風見鶏の才覚」が発揮されます。
 
 自民党の中にも、「獅子身中の虫」がいますが、優先順位からすれば、反日左翼議員の落選が先です。反日左翼の議員が次々と淘汰されていけば、のんびりしている自民党の議員も、これではダメだと本気になります。議員たちの風見鶏の才が力を発揮し、「自分の国を愛する」「日本の国を取り戻す」と、全国で言えるようになります。
 
 私の提案が空論でない証拠が、1月3日の千葉日報の記事です。
 
 「老舗政党、合流へ岐路」「社民、執行部と地方に溝」という見出しで、4面に小さく掲載されていました。社民党とは、旧社会党のことです。昨年7月の参議院選挙で、公職選挙法上の政党要件をかろうじて維持しましたが、1議席の獲得しかできませんでした。党首の吉田氏も落選すると言う有り様ですから、このままでは党の消滅があるだけです。
 
 座して消滅を待つより、立憲民主党などの野党と合流し、政党の命脈だけでも維持したいと言うのが党本部の意向です。国民の拒絶感を知る古参議員が、「合流するくらいなら、消滅した方がマシ。」、と反対しています。
 
 国民の意思がきちんと示されたら、戦後の政治で二大政党の一角と言われた政党も、消滅させられると言う事実です。だからまどろこしく見えても、ネットという武器を活用し、反日左翼政党の消滅が空想でないことを発信し続けます。
 
 長くなりましたが、これが「郷土紙千葉日報讃歌 - まとめ」です。
コメント (4)
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