ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信社に巣食う害虫 ( 在日問題 )

2020-01-28 21:29:07 | 徒然の記

 ハルバースタム氏の著作への書評は、前回で終わりましたが、アメリカの黒人問題と人種差別が終わったわけではありません。同様に、日本での在日韓国・朝鮮人問題も、依然として残ったままです。

 人種差別を始めたのは朝鮮の大院君ですが、今となれば、日本も負けずにやり返していますから、互いの国民は原因がどっちがどっちか、分からなくなっています。日本も朝鮮も、政府がらみで対立し、自分の都合の良いことしか伝えませんから、事情を知らない国民は、相手を憎み、攻撃するしかできなくなっています。

 これまで読書した結果から言いますと、捏造の話を作り上げ、しかもそれを教科書で教えていますから、私は韓国・北朝鮮の方が、悪質だと思っています。「慰安婦問題」、「徴用工問題」、「旭日旗問題」、「韓国海軍によるレーダー照射問題」と、最近の事件を見ても分かりますが、横車を押しているのは韓国側です。

 一方日本はと言いますと、具体的な言いがかりはしませんが、国民の多くはそんな韓国を軽蔑し、嫌悪しています。何をしても悪口雑言が浴びせられ、憎悪されるだけですから、私もいい加減うんざりしています。アメリカの黒人問題のように、銃を乱射したり、刃物で殺傷したりはしませんが、根強い不信感と苛立ちが、双方に存在しています。

 憲法改正について、国論が二分されているように、おそらく「在日」問題も、私たちの意見は韓国・北朝鮮を蔑視する者と、そうでない人間の二つに分かれているはずです。マスコミの調査によれば、憲法改正については、40対60で改憲反対者の方が多いとなっていますが、在日に関する国民の割合は、20対80で、韓国・北朝鮮嫌悪者の方が多数と言う結果が出ています。

 私も、韓国・北朝鮮嫌悪者の一人ですが、最近少し変化しています。いつだったか、在日の老人の話を動画で知って以来、強い偏見を修正しました。

 「反日で騒ぎを起こしているのは、在日の一部なのです。」「90%の在日は、日本人と同じ学校へ通い、日本人と仲良く暮らしています。」「一部の過激な活動家のために、真面目に暮らしている在日は、迷惑しています。」「むしろ、日本政府に取り締まってもらいたいくらいです。」

 在日韓国・朝鮮人が60万人いると言われますから、その10 %が過激な反日活動家だと言うのなら、騒いでいるのは、せいぜい5、6万人です。この5、6万人が、民団や朝鮮総連と結びつき、本国と一緒に反日活動をしていることになります。

 そこで私は、在日の彼らをひとまとめにするのでなく、最近次のように考えようとしています。

 1.  反日の韓国・北朝鮮政府と、一般国民は違うのではないか。

 2.  在日のすべてでなく、民団や朝鮮総連と関係する一部の在日だけを、嫌悪すべきでないのか。

 3.  日本社会に同化し、仲良く暮らしている在日を、嫌悪したり、差別したりしてはならない。

 学生時代に、仲良くしていたのに、疎遠になった二人の友がいます。本国の政府が突然、反日を主張し始めたためでした。50年以上前の話ですが、嫌悪も差別もなかった朴君と閔君との会話を思い出すと、あんな彼らとなら、元通りになれる気がいたします。ただし彼らが、その気になっているかどうかに、左右されますが・・。

 いずれにしましても、韓国・北朝鮮人の全てを嫌悪し、差別し続けると言うのは、正常なことではありません。 仲良く暮らしている80%の在日の人々のためにも、正しいことではありません。時間がかかるとしても、私は努力するつもりです。

 随分長く語りましたが、表題の「共同通信社に巣食う害虫」とは、まだ結びつきませんので、とうとう「ねこ庭」の主人もボケが始まったかと、誤解する人がいるのかもしれません。これだけの前置きと、準備をしなくては語れないテーマなのだと、どうかご理解をいただきたいと思います。

 本題には、次回から入ります。

コメント
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