『日中再逆転』の書評を続けるつもりでしたが、新聞やテレビの報道を見ていますと、とてもそんな気になれません。トイレットペーパーを買い占めたり、インスタントラーメンを買いだめしたり、そんなバカ騒ぎに参加する気はありませんが、ここは書評を一回休み、令和2年3月時点での世状を、孫たちのため残そうと思い立ちました。
きっかけは、2月26日の千葉日報の記事と、3月2日の参議院のNHK中継です。言うまでもなく、コロナウイルスに関するもので、まともに考えると怒りが抑えられなくなりますが、距離を置いて眺めますと、馬鹿馬鹿しさに吹き出してしまいます。政治家、学者、ニュースキャスター、お笑いタレントなど、ここ数ヶ月にわたる登場人物は数えきれませんが、その中でもとりわけ目立ったのが、次の三人です。
1. WHO エイルワード氏
2. 立憲民主党幹事長 参議院議員福山哲郎氏
3. 総理大臣安倍晋三氏
私は今でも、安倍氏に敬意を払っていますから、三人の中に加えるのは抵抗がありますが、後の二人を語るために欠かせない人物なので、致し方がありません。といっても、内心では、「やはり愚かなのだろうか」と言う、思いもあります。他の二人は、そのままのバカですが、総理については躊躇いがあるため、最後に持ってきました。
さてそこで、1. WHO エイルワード氏については、2月26日の千葉日報の記事を転記いたします。
「WHOの専門家エイルワード氏は、24日夜の北京での記者会見で、」「次のように語った。」
1. 中国では、感染増加のピークが過ぎた。
2. 交通の遮断など、武漢市を封鎖した措置が有効だった。
3. 世界各国は、中国の経験を学ぶべきだ。
4. 中国が取った措置は空前絶後のもので、柔軟で先見性のあるものだった。
今やWHOが、中国の国営宣伝組織と成り下がっていることは、世界の人々が知っていますから、私は氏の発言に、コメントをする必要を感じません。歴史に残すべき、戯言 ( たわごと ) でしょう。
次は、参議院議員福山哲郎氏です。昨日のNHKの国会中継で見ました。最近は、顔を見るだけで気分が悪くなりますので、氏が出ているとスイッチを切るようにしています。しかし「全国一斉休校」を要請した、総理への質問でしたから、我慢してみました。
「いくらなんでも、唐突すぎますよ。」「なんで事前に、私たちに相談しなかったんですか。」「相談する時間は、いくらでもありました。」
額ににシワを寄せ、険しい顔で、総理を追及していました。正確にはもっと色々喋り、違う言葉だったかもしれませんが、要するに自分たちに相談せず、総理が勝手に決めたと文句を言っていました。
これが三馬鹿の二人目で、丁寧に答えている総理が三馬鹿の最後です。ですから、同じバカでも、内容が違っていることを、息子たちは気づいてください。文章が面倒なので、福山氏への反論は、総理に代わって私が、箇条書きでします。
1. いくら時間があっても、君ら野党は、桜見の会の話と、検事の定年延長だけしか取り上げなかったではないか。
2. 喧嘩腰で向き合い、言葉尻を取り上げて詰問するだけの君らに、「話し合い」の姿勢があったのか。
3. 野党の諸君がやっろうとしているのは、「話し合い」でなく、常に「貶し合い」ではないか。
4. 己のバカに気づかず、恥ずかしい寝言をいう姿は、WHOエイルワード氏とそっくりだ。
要するに、福山氏がやっているのは、いつも通りの「田舎芝居」です。程度の低い反日・左翼の有権者向けに、「俺は頑張っているぞ」と、選挙活動をしています。国を大切にする多くの国民は、ますます彼らを軽蔑するだけです。
それよりも、私が息子や孫たちにも伝えたいのは、チャンネル桜の水島氏の「総理への訴え」です。偶然昨夜、ネットの動画で見ましたので、追加しておきます。水島氏は、長い間、総理の支援者の一人として活動していましたが、最近は反対者となっています。
「安倍総理は、国民に対して、」「不要不急の外出をするな、人の集まる場所へ行くな、手洗いをせよ、マスクをせよと言っているが。」「肝心の中国や韓国からの入国者を、どうして全面入国禁止にしないのか。」
「中国は、湖北、浙江両省以外の地域からは、今でも入国しているではないか。」「 韓国は、大邱市と慶尚北道清道郡以外からは、なんの禁止もされていない。」「国内では厳しい要請をしながら、保菌者の可能性の高い中国人や韓国人を、なぜ入国させているのか。」
「総理は、日本国民より、中国人や韓国人の方が大事なのか。」
「こうした全てのことの原因は、習近平の国賓招聘を実行するためでないのか。」
「習近平の入国を禁止せよ。」「国賓招聘を、やめろ。」「陛下との面談には、断固反対する。」
水島氏にも、難点はありますが、今の時点で、私は氏の主張に賛同いたします。そしてまた、ブログの表題も修正いたします。「二馬鹿とプラス裏切り者」
「総理は三馬鹿トリオの一人ではなく、」「このままで行けば、全支持者に対する裏切り者となります。」「後継者が育っていない自民党で、総理が潰れたら、」「日本も潰れるのではと、そんな危機感はないのでしょうか。」