ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

千葉日報の記事から見える日本の風景

2020-03-25 18:36:13 | 徒然の記

 今回は、「千葉日報の記事から見える日本の風景」という表題で、3件の報道を紹介いたします。

  1.   3月19日 「国民へ現金給付検討」「一人 一万二千円以上想定か」

  2.   3月19日 「野党が森友検討チーム」「佐川氏の再喚問要求へ」

  3.   3月20日 「WHOなどに150億円」 「政府  影響力強化狙う」

 「武漢コロナ」に翻弄され、学校閉鎖、イベント中止、宴会中止、渡航自粛と、世間が大騒ぎしている時、政府と野党が、国民のため何をしているのか、3件の記事がよく表しています。1. と 3. は、政府の誰が主張したとしても、最終決定は総理ですから、「安倍氏の愚かさ」の証明です。2. は、反日野党たちの決定ですから、「野党の愚かさ」の証明です。

 どの記事も、何か立派な決定らしく書かれていますから、3件とも、いわば「共同通信社の愚かさ」の証明です。」愚かしい政府、野党、共同通信社の姿を、そのまま千葉県民に伝える千葉日報は、何と評すべきか。贔屓の郷土紙は具合が悪いので、批評を飛ばし、順序に従い、共同通信社の記事を転記します。

 1.   3月19日 「国民へ現金給付検討」「一人 一万二千円以上想定か」

 「政府、与党は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う、」「緊急経済対策の柱として、国民に現金を配る、" 現金給付 "を、」「検討していることが分かった。」

 リーマンショックの時、政府は3兆円を用意し、全国民に一人平均一万二千円を給付したので、今回はそれ以上になるだろうというものです。こんな一過性の給付金が、本当に景気対策になるのか。疑問でなりません。三兆円というまとまった金額なら、バラまかなければ、もっと有効な使い道があります。続発した災害のため、依然として復興していない道路や市街区が、全国にいくらでも残っています。

 風呂の湯に、一匙の砂糖を溶かしても、「砂糖水」にならないのと同じ理屈で、全国民に少量の金を均等に配っても、「満足感」にはつながりません。まして外出禁止、宴会禁止で、買い物にもマスクが離せない今日、どこで金を使えというのでしょう。テレビなど見ていますと、「弱い老人や子供に、優しい手を差し伸べよう。」とか、「一人ひとりに寄り添う、暖かい政治が求められている。」などと、野党の政治家たちまでが、金のばらまきを訴えています。

 私も76才なので、彼らの言う弱い老人なのでしょうが、こんな訳の分からない金を、少しくらい貰ったからといって、政府の優しい手は感じません。「貴重な税金を、もっと有効に使う頭がないのか。」と、かえって腹立たしくなります。こんな虚しいバラマキ政治で、国民が喜ぶと考えるのなら、これこそ人気取りのための「ポピュリズム」であり、与野党共に愚かしい姿ではありませんか。

 2.   3月19日 「野党が森友検討チーム」「佐川氏の再喚問要求へ」

 「立憲民主党など、野党4党は、18日、」「森友問題を担当し、自殺した財務省職員の妻が、」「佐川元国税庁長官と、国を提訴したことを受け、」「森友問題の再検討チームを、発足させた。」

 亡くなった職員のご夫人が裁判を起こしたことには、それなりの理由があるのでしょうが、国難とも言える時に、野党がまたしゃしゃり出て、政争の愚にする必要がどこにあるのかと、言いたくなります。「武漢コロナ」への対応が、後手後手に回っていると政府を攻める彼らが、収束の気配も見えないこの時期に、また邪魔をするのかと、呆れるしかありません。愚かしい野党は、日本のために何の役にも立たない、「役立たず党」です。

  3.   3月20日 「WHOなどに150億円」 「政府  影響力強化狙う」

 「政府は新型コロナをめぐる、国際貢献の一環として、」「WHOなどの複数の国際機関に、約150億円を拠出する方針を決めた。」

 と、これは建前の話で、WHOについては、金のある中国が発言力を強め、中国寄りの発表をしていると、日本国内だけでなく、欧米諸国からも批判の声が出ています。ということで、中国以上の金を使えば、日本の発言力が増すというのが政府の狙いです。菅官房長官の説明によりますと、150億円の内50億円は、WHOの拠出金に決めたと言います。

 これを知ったWHOの、あの愚かなテドロス事務局長が、ジュネーブの記者会見で、早速次のように賞賛したとのことです。

 「日本政府の対応は、安倍首相自らが先頭に立った、」「政府一丸の取り組みだ。」

 側近の誰かの進言だとしても、GOサインを出した安倍氏を、恥ずべき日本人として軽蔑します。中国が金の力でWHOを自由にしているからと言って、日本が同じことをするのでは、「同じ穴の狢」です。むしろWHOにはビタ一文出さず、テドロス氏の罷免を働きかけるべきでしょうに。

 「総理、やっていることが逆でしょう。」・・私は言いたいと思います。反日野党は、森友検討チームなどを作る暇があったら、WHO問題で総理を追及すれば、国民の支持も得られたでしょうに。愚かな彼らには、こんな知恵も働きません。

 「武漢コロナ」騒ぎで、自宅待機の私が、郷土紙「千葉日報の記事から見た日本の風景」です。中でも、3.の 記事が一番愚かだったと、無念でなりません。

コメント (14)
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