最近の千葉日報の記事から、令和の日本が、失った国の過去を取り戻すため、少しずつ動いている事実を拾ってみました。コロナ騒ぎの中ですが、日本がやっと正しい動きを始めたという、希望の光のにも触れてみようと思います。
1. 令和2年2月22日 「NHK改革の会議設置へ」
2. 令和2年2月28日 「南京大虐殺 表記で論争」
3. 令和2年3月 4日 「元朝日記者 二審も敗訴へ」
4. 令和2年3月 5日 「原爆展 内容変更要求」「外務省 被団協へ」
戦後74年間、日本は反日・左翼の学者、政治家、評論家、団体に支配され、国の歴史を否定されてきました。日本だけが、世界の悪者でもあったかのような意見が、隅々にまで広がっていました。
1. 国の主権回復のための、憲法改正 ( 軍の再建 )
2. 国の歴史と伝統を取り戻すための、皇室護持
この二つは日本が抱える喫緊の課題です。激しい国益がぶつかり合う国際社会で、今のままのでは生き抜けません。汚れた着物を脱ぐかのように、敗戦時の混乱時に投げ捨てた国の歴史や文化を、冷静に見直す機運がやっと出てきた今です。
しかし朝日新聞、NHK、共同通信社が、「戦前への回帰」「軍国主義の復活」「再び軍靴の響き」などと良い、「歴史の見直し」に反対している事実もあります。
移民法、IR法、種子法廃止法、アイヌ新法等々、保守の人々からも批判・攻撃されている安倍総理ですが、今回のテーマを進めるには、総理について考えることがポイントになります。
これまで自民党の政治家は、「憲法改正」と口にするだけで失脚しました。反日野党やマスコミばかりでなく、米国、中国、韓国・北朝鮮なとが干渉したためです。言葉さえタブーとなり、封印されてきたのが日本の戦後でした。
「美しい日本を取り戻す」と言い、颯爽と登場した安倍総理を今でも覚えています。「憲法改正」「皇室護持 ( 女性宮家反対 )」を、はっきりと口にし、内閣の旗印にしたのは、戦後の首相としては安倍氏が最初でした。これを見た中曽根氏元総理が、「本格政権だ」と驚きを隠しませんでした。
しかし安倍内閣は、短命でした。野党、学者、企業、マスコミ、米国、中国、韓国・北朝鮮からの一斉攻撃を受けただけでなく、病魔にも襲われました。
五年後に登場たし安倍氏は、正面突破とをやめ、周囲と妥協する「急がば回れ」の手法に変えました。それだけ現実主義者になり、狡猾にもなったのだろうと思います。自民党の中に巣食う「獅子身中の虫」と戦うのをやめ、妥協しながら自分の旗を掲げています。そんな氏が、まるでヌエのように見え、信念はどこへ行ったのかと、疑問が湧いてきました。
「安倍一強」マスコミが書いても、党内基盤は弱く氏が、風見鳥の多い議員に囲まれながら、8年間も持ち堪えたと感心します。戦後の日本社会にある岩盤のようなタブーに穴を開けたのは、氏ですから、それだけで歴史的な役目を果たしていると思えてなりません。
反対、賛成を別にしても、「憲法改正」、「皇室護持 ( 女性宮家反対 )」の言葉が、当たり前のように新聞で書かれるようになりました。反日・左翼の人間には苦々しいのでしょうが、国民に聴き慣れた言葉となり、抵抗感がなくなったのは、安倍氏の功績です。
それを考えますと、総理の全否定ができません。これから述べようとする4つの動きは、安倍内閣ならではの動きで、岸田、石破、菅、小泉、河野、野田氏など、世間で噂される後継者の内閣には、期待できません。河野氏を除けばみんな優柔不断で、自分の意見を明確にしない政治家ばかりです。
河野氏を除いたのは、遠慮なく大胆な意見を言うところに敬意を表しても、父である洋平氏がいけません。慰安婦問題で日本を屈辱に塗れさせた張本人なので、子息である氏が名誉回復のため頑張っているとしたら、総理としての安定感に不安が残ります。閣僚の一人として、遠慮なく意見が言えるのは、憎まれ役の総理がいるので火の粉が直接かかりません。
このまま河野氏が総理になれば、第一次安倍内閣の時の安倍氏と同じで、反対勢力に総攻撃されます。果たして安倍氏のようなしたたかさで、踏みこたえられるか、疑問があります。
「日本を取り戻すための、正しい動き」と、4つを掲げましたが、本論に入る前に、スペースがなくなりました。「ねこ庭」へ、次回のお越しをお待ちしております。