ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信社の世論調査

2021-09-15 16:48:33 | 徒然の記

 千葉日報社を牛耳る大手通信社のせいで、私の読書計画が遅れます。9月6日の千葉日報には、もう一件、見過ごせない記事がありました。

 見出しを転記すれば、私の懸念が即座に分かります。

 「共同通信社世論調査」「次期首相トップ河野氏」「石破氏27%  岸田氏は18%」

 私の支持する高市氏の名前は、見出しのどこにもありません。河野、石破、岸田3氏の中で、一番不人気なのが石破氏で、次に人気のないのが河野氏です。ネットの情報では、強いて言えば三人の中のトップは岸田氏です。

 「共同通信社は、どこでアンケート調査をしたのだろう。」

 真っ先に頭に浮かんだのが、この疑問でした。世論を無視したこんな結果が出るとしたら、アンケート調査場所は2箇所しか思いつきません。

   1.   共産党の本部事務所  2.  立憲民主党の本部事務所

 総裁選の結果を見なくてはなんとも言えませんが、ここまで大きくずれた世論調査は、もしかすると貴重な捏造記事の証拠になるのではないかと、ブログに残すことにしました。結果次第では、アメリカの大統領選挙で、トランプ氏を徹底的に誹謗し、不正選挙のバイデン氏を持ち上げた、アメリカのマスコミと同じことをしようとしているのでしょうか。つまり、

 「国をあげての、情報操作。」「善良な国民を騙す、偏向報道」

 アメリカに右へ倣えの日本ですから、笑っておれない日本のマスコミです。記事の書き出し部分と、各候補の支持率を転記します。

 「菅首相の退陣表明を受け、共同通信社が4、5両日に実施した、」「全国緊急電話世論調査で、次の首相に誰が相応しいかと、聞いたところ、」・・ここから各候補の支持率が書かれています。河野氏だけには、 「トップだった」とコメントが入ります。

       1 .   河野太郎行政改革担当相  31.9 %       トップだった

          2 .   石破茂元幹事長      26.6 %

          3 .   岸田文雄前政調会長    18.8 %

 「自民党議員7人を上げた質問。4位以下は、」と説明が入り、記事が続きます。

    4.   野田聖子幹事長代行     4.4 %     

         5 .   高市早苗前総務相      4.0 %

         6 .   茂木敏充外相        1.2 %

         7 .   下村博文政調会長      0.6 %

 共同通信社の捏造・偏向報道は、総裁選の後に判明しますから、これ以上は言及しません。息子たちには、私がなぜ河野氏を不適任とするのかにつき、理由を述べたいと思います。

 YouTubeの動画で、高市氏と河野氏の総裁候補の出馬表明を見ましたが、大きな違いがありました。高市氏に対して、記者たちの質問は概して敵対的でした。特にTBSの記者と称する、女性の質問者は、名前を忘れましたが、剥き出しの敵意でした。詳細は省きますが、氏の「弱者切り捨て発言」と「靖国参拝」に関する冷たい質問でした。さらには、この人物も名前を忘れましたが、会見の最後に大声でやじった記者がいました。

 河野氏の出馬表明は、氏の独演会で、終わった後の質問もありきたりでした。微妙な問題には、そっけなく答え、睨み返していましたから、記者も深追いしませんでした。

 「日本にとって一番大切なものは、皇室と日本語です。」

 開口一番、河野氏はこう言って会場を見渡しました。意外と雄弁で、淀みない口調でした。しかし、氏の言葉は全てが軽く、総理候補の重みと深みがないと感じました。

 一番大切なものは皇室だと言いながら、女性天皇や女性宮家を是とする意見を述べるのですから、本気で日本を考えていないことが分かります。私には、舌先三寸の出まかせで、その場さえ切り抜ければ良いという姿勢に見えました。

 息子たちのために、令和2年8月24日の朝日デジタルの記事を紹介します。河野氏の意見が伝えられていますが、分かりやすくするため、箇条書きにします。(  ) 内の言葉は、朝日デジタルの注釈です。

 〈  皇室についての意見   〉

  ・天皇家は、父方の天皇の血を引く男系で、千年以上生きている。

  ・続くなら、男系がいい。

  ・皇后の雅子さまや、秋篠宮妃の紀子様を見て、皇室にお嫁入りしてくれる人が本当にいるのだろうか。

  ・男の子を産めというプレッシャーが、ものすごくかかってくる。( 男系男子に限った皇位継承のあり方に疑問をにじませた形だ。)

  ( 女性皇族が結婚後も皇室にとどまる、「女性宮家」の創設を念頭に )

  ・今は結婚すると女性は皇室から外れるが、女性も皇室の中に残す。

  ・皇位継承資格のある男系男子がいなくなった時は、天皇家の長女愛子さまから順番に、女性の皇室のお子さまを天皇にしていく、というのが一つある。

  ( 河野氏は2016年10月のブログでも、次のように述べている。)

  ・男系、女系に関わらず、皇室の維持を図るべき。

  ・女性宮家の創設を可能とし、皇位継承のルールを、天皇の子なら男女を区別しない「長子(第1子)優先」に改める。

  ・女性・女系天皇を可能とする、皇室典範の見直しを提言する。

 今回の総裁選では、「男系相続を第一として、考えています。」と答えています。その意味するところは、「続くなら、男系がいい。」という程度の認識です。男系を守る工夫をしなければ、「皇室」が崩壊するという危機感はどこにもありません。

 氏の意見を実行すれば、「小室氏」と眞子さまの子供が天皇になることを、否定しません。それだけでなく、女性宮家の内親王様が外国人と結婚され、お子様が生まれたら、そのお子様も天皇になられることになります。

 その外国人が、現在日本に敵対している中国や、韓国・北朝鮮の男性だとしたら、国民はそれを河野氏のように、「なんでもどうぞ」と受け入れるのでしょうか。前回のブログで述べましたが、中華思想というのは、一度信じてしまうと抜けられない宗教の一種です。

 これは、儒教的価値観から発展した選民思想であり、激しい蛮夷排斥思想です。もしもこうした人物が皇室に入ったら、皇室はかき乱されます。違った考えの人間が入ってくると、無防備な皇室の方々は無力です。KK問題ひとつとっても、秋篠宮様のご家庭がどれほどの重荷を抱えられ、解決のつかない苦しみを続けられているか、国民は見ています。

 こんな重大事でも、何も感じない河野氏が、どうして「総裁候補のトップ」なのでしょう。「天皇家は、父方の天皇の血を引く男系で、千年以上生きている」と、氏は言いますが、「生きている」などと、いったいこの日本語の使い方は何なのでしょう。「日本にとって一番大切なものは、皇室と日本語です。」と、大見えを切りながら、氏の日本語からして意味不明です。日本を大切にする国民は、河野氏の破壊的愚かさと、共同通信社の大嘘に必ず気づきます。

 この記事は、野中教授の「寝言」報道とはレベルが違います。大切な皇室を崩壊させる、恐ろしい記事です。次は私の結論というより、切望です。

 「河野太郎氏にも、共同通信社にも騙されてはなりません ! 」

コメント (8)
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