自衛隊が自分たちの失態を隠すため、墜落した日航機の犠牲者を含め、現場を火炎放射器で焼き尽くした。
事故から40年経って森永氏が告発しているのは、この件です。自衛隊の行為が事実だとしたら、1日も早く「憲法改正」をすべきという「ねこ庭」の意見が根本から崩れます。
「日航機墜落の原因となったのは、付近で訓練をしていた自衛隊のミサイルが123便の尾翼を誤って破壊したからでないか。」
「自衛隊はこの過失を隠すため、墜落機の残骸を焼却し、ついでに犠牲者の遺体を焼いたのでないか。」
「すべては、自衛隊の誤射を隠すための隠蔽工作でないか。」
森永氏は具体的に述べていませんが、これが意見の中身です。だから「ねこ庭」は、森永発言を重大なものと受け止めています。氏の意見が事実だとしたら、「憲法改正」をし、自衛隊を軍として再建することが困難になります。
・自衛隊 ( 軍 ) が民間機を誤射し、墜落させた。
・この事実を隠すため、自衛隊の特殊部隊が、事故現場を焼き尽くした。
・この事実を政府も隠蔽した
・反日左翼野党も、マスコミも、学者も隠蔽工作に加担し、追求しなかった。
・自衛隊の事故でさえこのように国全体で隠蔽するのだとしたら、再建された軍の失敗や事故は、国民に知らされないままになる。
・こんな状況下では、「憲法改正」による軍の再建をしてはならない。
森永発言の背景を整理すると、以上のようになります。「ねこ庭」の意見の土台が崩れるだけでなく、日本の大問題ですから、「ねこ庭」は驚き、事実の検討を始めました。森永、深田、西田、三橋各氏の意見を、経歴まで調べて紹介しているのはこのためです。
自衛隊が隠蔽工作をしているのではないかと疑っているのが、森永、深田、三橋の3氏で、事実無根と主張しているのが西田氏です。「ねこ庭」の立場からすれば、西田氏の意見を応援したいところですが、経歴を紹介した通り自由民主党の保守政治家として、氏は信頼ができません。
いつも通り惑いつつ躊躇いつつ、「ねこ庭」のブログを進めているというのが実態です。沢山回り道をしましたので、ブログの目的を再確認するため整理してみました。
西田氏の動画から、氏の意見を紹介します。
〈 3. 西田昌司氏の意見 〉・・11分22秒
・「西田昌司がズバッと答える『一問一答』」のコーナーです。
・今週の質問は「いもむしさん」、男性50代、神奈川県の方です。
西田氏が質問者のハンドルネームを紹介し、質問内容を読み上げました。
・「森永卓郎さんと深田萌絵さんの『言ってはいけない』日航機墜落事故の真相」・・この動画を見て、衝撃を受けました。
・こんなことをさせていいんでしょうか。・・という話なんですよね。
・実は私も読みました。森永卓郎さんの意見も、読みました。森永卓郎さんのユーチューブも見ました。衝撃を受けました。
・要するに日航機の墜落はですね。自衛隊の飛行機が横を飛んでいた、という目撃証言があったということ。
・それでその時にですね、何か訓練をしたのだけれど、その時誤射が当たってしまったんだと。日航機にですよ。
・そしてその後日航機はフラフラフラして、御巣鷹山に墜落して死んでしまったと、それを隠すため自衛隊の特殊部隊が行って、火炎放射器で全部焼き払ったんだと。
・それをアメリカに協力してもらったために、日本はその後ですね。対日要求を沢山出されて、日本の没落がそこから始まったと。アメリカに何としても恩義があるので、やらなきゃいけなかったんだ・・こういう話なんですね。
・私も驚きましてね。これはとんでもないことだと、早速私が何をしたかというと、JALを呼びました。日本航空を呼びました。
・で、あんたらこれを見たことがあるかと、こういうことが書いてあるんだよと。すると、えー ! とびっくりしてましてね。それで彼らは慌てて帰って行きました。
・それから同時に、木原防衛大臣ですね。木原稔さん、この方にもすぐメールをしました。こういう本が出て、動画も出ているんだけど、どうなっているのと言いました。
・結論を言いますとそんな事実はありません、ということです。
・それで当然そういう話は防衛省もJALも、担当の人は知りませんでしたけれども、行ったら、そういう話があるのは知っていました。そしてそのことも防衛省なんか、ちゃんとそのことがあったかということを確認しています。
文字起こししてみますと、西田氏の話は前後のつながりが曖昧なことが分かりました。木原氏にはメールだけでなく、後日話に行ったのか、そこも曖昧です。防衛省もJALの担当者は知らないけれど、上層部は知っていると言いたいのかがハッキリしません。
その事実、そういう話と氏は言いますが、その中身は森永氏の著作と動画のことを指しているのか、123便の事故の件を指しているのか、大事なことなのに肝心の点がぼやけています。
紹介しているのは西田氏の意見の4分1 ですから、まだ最初の部分です。ここで一息入れ、残りを次回といたします。