日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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「ダ・ヴィンチ・コード」でかなりミソのついたロン・ハワード監督の新作だったので、公開時にバスしたのが今作。
対決物だけに、演出力が大事だからだ!
その判断は後述する。

主演二人のアクターの出来は良い。
ニクソン役のフランク・ランジェラは狡猾でタフそうな感じがよく出ている(似てはいないけどね)
フロスト役のマイケル・シーンも「こういう人いるいる!」っていう感じのハマリ役。
一方でサム・ロックウェルは、自分の贔屓の役者ということもあって、もっど出来そうな気がしたが。


元になった演劇をみていないのでコメントしづらいが、やはりロン・ハワードは嫌いだ(うおっ、、)
当時のテレビクルーまわりのリアリティの演出は、多分映画版ならではの工夫で、時代を感じさせ好感がもてる。
ところが核心部分の、たたみかけ具合が「やはり」よろしくない。
意外にのっぺりしていて平板なのだ(これじゃまさしく「ダ・ヴィンチ・コード」状態)

観ている時はその「事実」に押されて盛り上がったのだが、あとから考えると......
オチにかかわる部分なので、あまり書けないのでわかりにくいかもしれないが、こうした感想なのだ。
他の人が演出したらどうなったんだろうとつい考えてしまう。
公開時にバスしたのが正しい判断だったと思えてしまうのは、実はクヤシイ(笑)

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