日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



昨晩深夜の、
まるで、ありえない展開!!



試合は、ニューキャッスル vs アーセナル
場所はセント・ジェームス・パーク。

最初の2点が入るのに、わずか3分!(ウォルコット、ヨハン・ジュル)
そして驚きは、前半26分までに、既に4 vs 0(ファン・ペルシーヘッド含む2発)
前半はそのまま終了、ニューカッスルファンは超不機嫌。
「昇格のキープレーヤー アンディ・キャロル出すからこんなことになった」と、皆おもっていたに違いない。

と、誰もがワンサイドゲームをイメージしていたら.....


後半すぐ、アーセナル スキラッチが怪我で交代(オヤオヤ....)
だけでなく、その直後、ちょっとした接触から後ろから相手のアタマをこづき、ディアビが1発レッド!
アーセナル1人減。

これで試合の流れが一気にホーム ニューキャッスルへ。
完全に受け身にまわってしまった!
審判も敵にまわした!

で、
後半23分、PKからの1点で、それは始まる。

続いて、28分(ベスト)、30分(またPK)

そして、
42分、同点ゴールまで!
素晴らしいロング・シュートが突き刺さった(見る価値あり)
セント・ジェームス・パーク、沸騰(笑)


なんて大味なゲームなんだ......
こりゃしばらくヤバいかも? アーセナル。。。。

2位が無惨にも引き分けてしまったことで、俄然優位のハズの1位マンチェスター・ユナイテッド。
今週末、究極のマンチェスター・ダービーを控えているだけに、どうしても勝ちたい。
それは、次のエントリーで!

追記: この試合の放送が、BS1で今晩 19:00~にあり

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ケネディ空港からNYのホテルに着いてわずか1時間後、オペラ「西部の娘」の ライブ・ビューイング収録があるというので、駆けつけた。
メトで生で体験したあと、日本に帰ってから映画館で同じ公演を今度はライブ・ビューイングで。
この感想を。


生公演はGrand Tierのセンター付近で観たので、音響は良い状態。
当然だが、音のなめらかさ、歌手の声と演奏の分離具合が非常に良かった。

ライブ・ビューイングでは、演奏の音量が実際より大きく、両方が一気に押し寄せるイメージ。
(その迫力もまたライブ・ビューイングならではの魅力なのだが。音に溺れる感覚)


一方、ライブ・ビューイングが素晴らしいのは、大きく3点。
1.生と違い、良く歌手がみえ、演技・発声がよくわかる
2.何と言っても日本語訳があるので、理解度が遥かに違い、歌にどのように様々な感情が歌い込まれ、多重に展開しているかがわかる。
(劇場では、前の手すりで英語字幕が一応流れるが、読みにくい)

そして、
3.幕間に行われる舞台裏紹介やインタビューが最高に楽しい。
今回は、S・ラドヴァノスキーが狂言回しとなって、案内する「西部の娘」の舞台裏。
会話の中で理解したのが、この演目は今年が100周年。
初演はMETでプッチーニ立ち会いのもとで、トスカニーニが指揮(ヒャ~!)

主演の2人 D・ヴォイドとM・ジョルダーニが1幕終了否や、ラドヴァノスキーにとっ捕まえられインタビュー。
狙いでやっているのは承知だが、ライブ感満載!
その後西部劇らしく、動物トレーナー(この演目は、馬がたくさん登場する)、闘振付師(及びエキストラ)などを次々紹介。
またL・ガッロ(好演! 写真中央)やD・クロフトのインタビューも当然のように。

その余り時間は、次の幕までの秒読みとともに、舞台セッティングの様子がいかにもライブで展開しているが如く。
オペラのセットの凄さ、そしてそれがいかに多くのスタッフで切り盛りされるか、に圧倒される。


作品自体についてふれると、アメリカの西部の話を、プッチーニがイタリア語で作ったオペラなので、その違和感がなんとも面白い。
幕間でも、周囲の会話を意識せずにいても、この点についての議論が盛んだったのが良く聞こえた。

ただ、あとで思った。
この演目のこの違和感があるからこそ、「オペラでしか表現できない領域」があることをはっきりと認識した。
特にラストのクライマックス。
1曲にどのように様々な感情が歌い込まれ、多重に展開しているか、を知ってしまうと、他のどの芸術でそれを表現できるのだろうかと......


コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



     


 
編集 編集