ロイドの展覧会は数年前にも建物自体が彼の作品であるグッゲンハイムでもあった。
今年が生誕150年ということで、MoMA 近代美術館がチカラの入った展示を。
×12ものセクションに分け、Unpacking the Archive の名前の通り初物も多いそう。
で日本人としてはまず反応してしまうのが!
×12の展示の最初のコーナーは、旧帝国ホテルがテーマ!
コーナーの名前は、REFRAMING THE IMPERIAL HOTEL。
実に充実した内容で、スケッチ・設計図(手書き)は勿論の事、建物の周辺に創られていた造形、ホテル内のロビーや宴会場の造り、そしてユニークな形の家具群まで。
愛知県犬山市の明治村に、旧本館のみが保存されているが、本物はこれだけ凝っていたとは驚き。
ここを皮切りに他のコーナーに移るわけだが、やはりそっちの目玉は2つの巨大模型か。
イーストヴィレッジをイメージした「St. Mark’s Tower」(デザインのみで未完成)と、グッゲンハイムの模型。
グッゲンハイムでの驚きは、あのユニークな形状の建物の色は最初は白でなかったこと。
さらにデッサンではピンク色! のも数点あり、ビックリ。
どちらの模型も相当大きなダメージを受けていたものを、MoMAのキュレーターが丁寧に修復。
こうしてブログ記事にするのに色々調べていて今更ながら知ったのが、帝国ホテル 東京でも、フランク・ロイド・ライト生誕150周年特別展をやっているとのこと。
記念カクテル・ライトデザインモチーフの「ライトサンドイッチ」もあるとな!
早速行ってみなくちゃ(笑)
追記:MoMAでのこの展示は先日終了いたしました。悪しからず...