本日から~9月27日までの開催。
Chinese virus 騒ぎの中、行くべきか直前まで迷った…
背中を押したのは、以下の告知。
<新型コロナウイルスの感染拡大を受けまして、余裕をもった鑑賞空間づくりのため
<チケット枚数を細かく制限管理をしております
で行ってみると…
確かに空間的に余裕があり、前売りさえ持っていればOKと思った!
ただひとつだけ注意点。
ゾーンが2つに分かれている。
が、
ゾーン1=映像マルチプレゼンテーション(だけ)
ゾーン2=70点を超える大展示スペース
なので、ゾーン1に人が溜まり過ぎる前にさっさと退出、が正解!
(でないと、濃厚接触しちゃうかも?...)
さてゾーン2。
その前に(笑)、そもそもバンクシー本人がこの展示会をどう捉えているのか?
彼が設立した認証組織 Pest Control (2008~) で認証を受けた作品も含まれている。
が、この展示会にはバンクシー本人は全くかかわってはいない
とのこと…
と少し心配しつつも、見始めるとその作品数に驚いた。
その数70点以上。
かつ単発のパフォーマンス類も写真でおさえてはあり、ストリート・アートらしさは十分感じた。
いったん書かれても 消されてしまう可能性が高い ストリート・アート。
幾つかの作品の数奇な運命についての解説もあり、大変興味深かった。
しかもラストを飾るのは、世界に衝撃を与えたアノ作品!
元々の絵、だけじゃなく映像でそのライブが!!!(何かわかりますか)
かなりいい エンディング。
写真は最も気に入った作品で。
常に現代性を大事に、世に発していくバンクシーらしいかと!
一方で彼が 新型コロナウイルスの感染拡大 を作品にしたらどうなるんだろう? と妄想は尽きない…(笑)
最後に。
バンクシーの作品群に満足した方には、以下の「映画」「本」をお勧めしたい。
「映画」
イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ バンクシーに興味ある方は必須。 あのディズニーランドでのパフォーマンス映像やバンクシーのアトリエさえ登場!
「本」
カーサ ブルータス Casa BRUTUS 「バンクシーとは誰か?」 こっ、これは久々の大ホームランでは!
バンクシー 壊れかけた世界に愛を 実にパンク、実にオルタナーティブ、実にデュシャン! なバンクシーの本質に迫る内容。