ついに、第1位!
やはり今、バンクシーといえば、「細断絵画」
=「愛はごみ箱の中に」
元々は「少女と風船」と呼ばれていたが、ザザビーズのオークション会場で落札直後に驚きが…
落札するとともに、絵画に設置されていたシュレッダーで半分が祭壇された状態に!(写真)
で改題(笑)
その「細断絵画」自体が展示されていたわけではないが、そのライブ映像他をもって、1位にしたい。
「破壊の衝動は創造の衝動でもある」と語る バンクシーの仕掛け。
(これはピカソの言葉の引用)
美術界の晴れの場と言える、ザザビーズ、オークション、落札、という儀式に一発かましたワケだ。
実にデュシャン...
バンクシーが凄いと思う点を最後に1点挙げたい。
自分のスタイルを確立させてから、そのスタイルを継続・発展していくのは苦しい闘い。
パンク・オルタナーティブ・ストリートアート他、それはどんなアートでも同じ。
ブリストル出身のアーティストでいうと、例えばポップグループ。
4年で活動終了、その後もボーカルのマーク・スチュアートが活動を継続している。
が、表現の勢いは登場した数年がピーク。
一方、バンクシーについていうと、現在最新と言える今作。
7位に挙げた「Morons」(2006年)の精神が更に昇華されている作品。
一貫しているだけでなく、凄みが増している点に凄みを感じる!
この点で「次は何を仕掛けてくるか?」と思わせる極めて珍しい存在。
それが、バンクシー...
~詳細編~(前回)はコチラ =第2位
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