日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

扉の先は撮影禁止のため、概要が垣間見れるショットを探してきた。

 

写真にはないが、彼女が長野にいた時代の、まだ写実風の作品群からはじまる。

16歳の時に描いた作品群の多くは、植物のドアップで植物のセルが多数並んでいる!

その花などの植物への執念は NY帰国後の失意の時代にも継続...

 

 

つまり、ここで腑に落ちた。

彼女のオブセッション・アートは「植物」由来なのだ。

 

 

 

水玉柄 の街路樹、Ascension of Polka Dots on the Trees の解説に戻ってみる。

 

「我らが地球は、これらのピンク色の水玉柄のひとつに過ぎない。

 これらのドットは無限へのいざないなのです。

 ドットで自然や自分のカラダを隠すことで、我々は環境とひとつになるのです。

 私たちは無限と一体になり、愛で自分たちを包み込むのです」

 

かぼちゃへのこだわりも、

かぼちゃ作品をポツンと自然の中に置くことも、

全て「植物の中に宇宙があるとともに、ドット自体が宇宙でもある」という彼女の世界観の表現だったのだ(汗)

 

草間 彌生アート の「本質」を解き明かす展示群に打ちのめされた…

 

 

ただクライマックスはここだけじゃない、まだまだ草間ワールドは続く…

 

 

 

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そしてその奥、そっけない扉が。

 

この扉の中が、当ブログの考える「今回のクライマックス 1. 」があった。

 

 

 

・Life(2015)

 

Flower E・ F ・ Flower Bud Opening to the Heavens(2018)3連作

 

と室内に入っての2連発で、心の準備はできていたものの…

 

 

 

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次に並んでいるのが3連作。

 

右前から、

 

・ Flower E (2018)

 

・ Flower F (2018)

 

・ Flower Bud Opening to the Heavens (奥 2018?)

 

布を抜い合わせドットをつけ、花を表現した3部作?

 

 

1960年代からその方向の作品も作っていたそう。

だが80年代以降、それらの花や植物を模した作品群がどんどんケバケバしく変貌?

そして2018年のこの3作は、彼女の宇宙を表す「ドット柄」まみれ(笑)

 

植物の中に宇宙があるとともに、ドット自体が宇宙でもある、ということか?!?

 

 

 

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