新年1発目の読書は「初夢」っぽい スケールの大きい のでと思っていたら、本書に出会った!
1993年に雑誌 WIRED を共同で設立、創刊編集長、インターネット界の偉人、ケヴィン・ケリー 新作。
タイトルからして凄い! = 5000日後の世界
5000日後といえば、2022年 1月 1日から計算すると → 2035年 9月 10日!
5000日前といえば、2022年 1月 1日から計算すると → 2008年 4月 26日!
実は当ブログが立ち上がったのは、 2005年 5月 3日。
なのでこの 5000日 の感覚はなんとなくだか体感できている気がする!
彼の今回の主軸ロジックはざっというと以下の通り。
インターネットが商用化されてから5000日後(13年と9ヶ月後)に S N S が誕生。
先の5000日を考えた場合、A I(人工知能)・A R(拡張現実)と接続「ミラーワールド」となる。
1.インターネット → 2. S N S → 3. ミラーワールド、 ということか!
確かに進歩の10000日に寄与してきたのはテクノロジー。
今後もテクノロジー・ドリブンで世界を引っ張っられていくのは間違いなかろう。
本の中に散らばっている面白いフレーズを列挙しておきたい
( ()内は当ブログのコメント)
・SNSに続く「新たな巨大プラットフォーム」が到来
・100万人が各国からバーチャルで一緒に働く世界に
・その時代の勝者は GAFA の誰でもない
・まったく新しい働き方・組織の形 が到来
・高齢者よりも若者が失業する時代(おっ、意外!)
・退屈な仕事は A I に任せ、クリエイティブな仕事で生きられる時代に(いいぞ!)
・変化が加速する時代となり、ゲームのルール自体が変化する時代になる
・結局のところ、未来を作るのは楽観主義者だ(まかせなさい!)
・A I 時代には「問いを考える」ことが人の仕事になる(御意!)
結論 = 新春 × 1発目にふさわしい読書の 超・有力候補(笑)
(逆にいうと、話が抽象的になるのは仕方ない)