本日二つ目の用事、某センターの「フルコンサートピアノ演奏会」に参加してきた。
集合が1時だったので、某男子校で学食ランチを食べたあと、電車とバスを乗り継いで会場に直行する予定だったのだが、少し時間に余裕がありそうだったので、某センターに激近のメンバー宅に寄り、直前リハーサル。
ついでに着替えまでして徒歩で某センターへ。
某センターのこの催しはサークルのメンバーが情報を得てきたもので、「タダで弾けるし、記念品ももらえるし、写真も撮ってくれるらしい」という、主婦が飛びつかないはずはないというオイシイ話だった。
それだけに、「どんなとこなんだろ?ピアノは新品のフルコンっていうけど調律はしてあるのか(殴)」というさまざまな疑惑が我々の頭をかすめていた。だいたい会場が「大アリーナ」となっているのだが、ということは小もあるのだろうか・・・・・・
行ってみてびっくりしましたよ、ほんと。
地元のシルバーの方々による軽食喫茶、トレーニングルーム、大アリーナ、小アリーナ、また控え室には、引き戸付のパーソナルサイズの鏡台、化粧室のとなりにはシャワーもある・・・・
なんでこんなものが、このような住宅地のど真ん中にあるんですかっ!これ町立ですよ。区立も頼みますよ、もう(涙)。
アリーナというからには、もとは平場の体育館用のものなのであって、これがまたハンパでないくらいだだっ広いのだった。十分に災害時の避難場所になります。
座席は階段状にしつらえてあったが、これはすべて階段ごと可動式のものであって、歩くと少しパコンパコンというのは仕方のないことだ。
舞台も広く、そこにピッカピカのフルコンが置いてあった。・・・がしかし、椅子がシャレにならないくらい古かったのはご愛嬌。
他の方の演奏は、娘の子守もあってあまり聴けなかったのだが、大変お上手だった。コンクールや発表会の季節だから、みなさんそれなりに出来上がった曲をお持ちだ。
なかに何人か「愛好家」の匂いのする方が参加されていたが、なかなか味のある演奏をされていた。別にテクニックに難があるとかそういうことではなく、なんというのか、曲に対する思いが濃くて、「おっ」と聴かざるを得ない引力があった。
私たち3人組の前は、同じサークルのひねちゃんで(このオイシイ話を持ってきてくれた本人だ)、「さりげない風を心地よく感じているうちに、いつのまにかぐぐっと歌の世界に引き込まれている」とでもいうような、ひねちゃんワールド全開だった。
こんな雰囲気のあとで、「赤と黒」のおばちゃんチームが場を乱していいのか・・・
<カルメン序曲>
テンポはいちおう舞台袖で確認して出たのに、ああ・・・
という感じ(爆)。
自分も相当走ってるんだけど、自分が走らないところでは誰かが走る(笑)、
そしていつもより弾きにくいのは、3人連弾とはいえ、それぞれが多少は緊張していて、自分のパートをなんとか無事に弾こうという考えで頭がいっぱいなためで、
なんというんですかね・・・・・海に投げ出された人間が浮き輪に少しでも多くしがみつこうという、タイタニック状態。
「ゆずりあいの精神」は平和時のものです。
<猫ふんじゃった>
2曲目だし、少し余裕のある曲だし、少し遊べた気がします。
でもでも・・最後のグリサンドのあとの最終音を私、スコーンとはずしまして、最後までお笑い。
練習の時、「ここはずしたら笑える」とはずした練習までしてたのが、正夢(?)になってしまいました(殴)。
でも、この曲はほんとに楽しい。編曲者のM先生にこの場を借りてお礼申し上げます。
私らが弾く間、娘は「中で聴きたい」というもんで、ひとり会場に残っていた。
せっかくなので、録音の仕方を教えて、ダメもとでやらせてみたら、最初が入ってないものの、だいたいは録音できていた。
ただあの広い会場の一番うしろの席で録ったので音が小さい。いや、音が小さいだけでなく、娘の息づかいが妙にきれいに録れている。
・・おかしい・・
たぶん、娘は自分の顔にマイクを向けてボタンを押していたのだ。なので、娘の鼻息がメインボイスで、ピアノはBGMとなっている。
そして、これはこれで貴重な記録だと思うのだが、
カルメンの終わり近くで
「・・・・・がんばって・・・」
とささやいている声を、マイクがバッチリ拾っているのだった(爆)。
というわけで、会場の係のかたに「楽しかったですよ~」とお声かけいただいた、まるで「発表会」のなかの「余興」的、おばちゃんトリオ、
弾く方もなかなかクセになりそうな面白さ。またやりましょ!
こちらはかじやんが録ってくれた音源をまつやんがUPしてくれたものです。
集合が1時だったので、某男子校で学食ランチを食べたあと、電車とバスを乗り継いで会場に直行する予定だったのだが、少し時間に余裕がありそうだったので、某センターに激近のメンバー宅に寄り、直前リハーサル。
ついでに着替えまでして徒歩で某センターへ。
某センターのこの催しはサークルのメンバーが情報を得てきたもので、「タダで弾けるし、記念品ももらえるし、写真も撮ってくれるらしい」という、主婦が飛びつかないはずはないというオイシイ話だった。
それだけに、「どんなとこなんだろ?ピアノは新品のフルコンっていうけど調律はしてあるのか(殴)」というさまざまな疑惑が我々の頭をかすめていた。だいたい会場が「大アリーナ」となっているのだが、ということは小もあるのだろうか・・・・・・
行ってみてびっくりしましたよ、ほんと。
地元のシルバーの方々による軽食喫茶、トレーニングルーム、大アリーナ、小アリーナ、また控え室には、引き戸付のパーソナルサイズの鏡台、化粧室のとなりにはシャワーもある・・・・
なんでこんなものが、このような住宅地のど真ん中にあるんですかっ!これ町立ですよ。区立も頼みますよ、もう(涙)。
アリーナというからには、もとは平場の体育館用のものなのであって、これがまたハンパでないくらいだだっ広いのだった。十分に災害時の避難場所になります。
座席は階段状にしつらえてあったが、これはすべて階段ごと可動式のものであって、歩くと少しパコンパコンというのは仕方のないことだ。
舞台も広く、そこにピッカピカのフルコンが置いてあった。・・・がしかし、椅子がシャレにならないくらい古かったのはご愛嬌。
他の方の演奏は、娘の子守もあってあまり聴けなかったのだが、大変お上手だった。コンクールや発表会の季節だから、みなさんそれなりに出来上がった曲をお持ちだ。
なかに何人か「愛好家」の匂いのする方が参加されていたが、なかなか味のある演奏をされていた。別にテクニックに難があるとかそういうことではなく、なんというのか、曲に対する思いが濃くて、「おっ」と聴かざるを得ない引力があった。
私たち3人組の前は、同じサークルのひねちゃんで(このオイシイ話を持ってきてくれた本人だ)、「さりげない風を心地よく感じているうちに、いつのまにかぐぐっと歌の世界に引き込まれている」とでもいうような、ひねちゃんワールド全開だった。
こんな雰囲気のあとで、「赤と黒」のおばちゃんチームが場を乱していいのか・・・
<カルメン序曲>
テンポはいちおう舞台袖で確認して出たのに、ああ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/roket.gif)
自分も相当走ってるんだけど、自分が走らないところでは誰かが走る(笑)、
そしていつもより弾きにくいのは、3人連弾とはいえ、それぞれが多少は緊張していて、自分のパートをなんとか無事に弾こうという考えで頭がいっぱいなためで、
なんというんですかね・・・・・海に投げ出された人間が浮き輪に少しでも多くしがみつこうという、タイタニック状態。
「ゆずりあいの精神」は平和時のものです。
<猫ふんじゃった>
2曲目だし、少し余裕のある曲だし、少し遊べた気がします。
でもでも・・最後のグリサンドのあとの最終音を私、スコーンとはずしまして、最後までお笑い。
練習の時、「ここはずしたら笑える」とはずした練習までしてたのが、正夢(?)になってしまいました(殴)。
でも、この曲はほんとに楽しい。編曲者のM先生にこの場を借りてお礼申し上げます。
私らが弾く間、娘は「中で聴きたい」というもんで、ひとり会場に残っていた。
せっかくなので、録音の仕方を教えて、ダメもとでやらせてみたら、最初が入ってないものの、だいたいは録音できていた。
ただあの広い会場の一番うしろの席で録ったので音が小さい。いや、音が小さいだけでなく、娘の息づかいが妙にきれいに録れている。
・・おかしい・・
たぶん、娘は自分の顔にマイクを向けてボタンを押していたのだ。なので、娘の鼻息がメインボイスで、ピアノはBGMとなっている。
そして、これはこれで貴重な記録だと思うのだが、
カルメンの終わり近くで
「・・・・・がんばって・・・」
とささやいている声を、マイクがバッチリ拾っているのだった(爆)。
というわけで、会場の係のかたに「楽しかったですよ~」とお声かけいただいた、まるで「発表会」のなかの「余興」的、おばちゃんトリオ、
弾く方もなかなかクセになりそうな面白さ。またやりましょ!
こちらはかじやんが録ってくれた音源をまつやんがUPしてくれたものです。