~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ついに

2009年12月13日 22時31分37秒 | 家族・友人等
夕方、娘がソファでうとうとしてて眠そうだったのでそのまま布団かけて寝かせ、かっぽう着のままピアノの部屋に行って、試験中の息子(殴)とアニソンでひとしきり盛り上がってました。
そしてリビングに帰ってきたら、娘が「なんか飲み物~」と起きてきたので、「おお起きたか」と抱き上げたらなんか熱いわけです。
・・・きっとこれは38度後半以上・・・
案の定、体温計は39度あたりをいったりきたり。結局8度8分。
ソファで寝るまではそりゃ~元気でございました。

きましたね、ついに。
親の勝手な都合でなんなんですけど、これが一昨日の午後や昨日の午後でなかったのは助かった(殴)。今日は主人もいるし。
7時前に出て救急病院へ。検査してもさっき発熱したばっかりだと結果も出ないだろうし、クラスでマックス9人インフルエンザだったのなら、ほぼ間違いないでしょ・・ということでリレンザいただきました。

ぴんぴんしてます、いまのところ。
熱はあるみたいなんですけど、いつもより食べるくらいだし、ほっとくとうろうろ歩き回って遊び道具探してるし、これたぶん私が熱に気がつかなかったら平気で遊んでましたね、きっと。いや、宿題やピアノやバイオリンの練習をぐずっているうちに発覚したかもしれませんが・・。

そういうわけでしばらく自宅謹慎です。
息子も試験で早く帰ってきますし・・・。

年賀状の原稿は作ってしまったので、印刷やら(←しかしこれは息子のバイトということに決まっているのでやるわけにいかない)、掃除やらボチボチやりますか。




「ベートーヴェンを弾く会」に思うこと

2009年12月13日 09時58分22秒 | ピアノ
昨日のことについて。


あの演奏がよかったこれがよかったというのは、ある意味簡単なことなのですけど、私の場合、個々人の事情をある程度知っていることもあり、演奏以外の何かの方が胸に迫りまして、残念ながら評価らしきものができません。
演奏会の聴き方としては邪道なのかもしれませんが、そもそもこの会自体が「上手く弾こう」というコンセプトはないだけに、それもありか・・と思っています。

技術については(特にプロの方でない方にとっては)、ベートーヴェンのある程度以上の規模のソナタというものは、どこかの楽章に必ずといって良いほど超のつく難所があり、全楽章を通して一定以上のレベルで弾き上げるということは至難です。
そういう意味においては、年齢から言っても緩徐楽章の方が弾き手にも聴き手にも響きやすいように思います。これが若い子の演奏だと、とってつけたような緩徐楽章になり、「なんだかダルかったなあ」的な印象しか残らないことが多々ありますが、さすがいい年の(?!)大人はこのあたりを聴かせる。
チャキチャキもあり、豪快もあり、しみじみもあり・・・このあたりがベートーヴェンの醍醐味というものかもしれません。


最初の挨拶でH先生がおっしゃっていた「一瞬でも『この音がよかった』みたいな出会いがあれば」ということについては、ほんとに堪能いたしました。
そういう意味では、「全楽章トータルによかった」ということより、「〇〇さんが弾かれた、あの箇所の〇の音」という印象が強く、いわゆる通常の演奏会とは違ったものだったかもしれませんし、聴かれる方の期待に反する面もあったかもしれませんけど、これまたH先生がおっしゃっていた「学生が『ここはこう弾いてあそこはああ弾いて、間違わずに上手だった』、という話とはまったく別次元のいい演奏」であったと思います。


暮の「第九」ではないですけど、クセになりそうです、この会。
来年もあります。予定としては11月28日(日)あたりです。
があくまでも予定ですので。
私、今年速い曲を弾いた勢いで初期に挑戦することにいたしました。
2番にしようか、と。
ショパンと違ってベートーヴェンだと決定早いですねえ(ダッシュ)。