いきなりゴミの話で恐縮です。
よくテレビでゴミ屋敷というのがでますよね。あれを見るたび「それはないわ~、信じられん」と思っていたのですが、最近、そう遠いもんでもないような気がしてきました。
私はたぶんまだ大丈夫なんですけどね、よーく考えると毎日きちんとゴミを出すというのはなかなか大変なこと。
20代のころ、まだ一人暮らしをしていたときのことですが、勤めていた会社というのが10時始まりなもので、出社ぎりぎりまで寝ていたりすると、収集車がよく行ってしまってました(汗)。
ちゃんと起きればいいことですけど、夜は遅いし、ひとり暮らしだと毎回まとまるほどの量のゴミが出るでなし、面倒で「次でいいか」と思っているうちに、だんだんまずいことになっていくという・・・・。
一方、父が倒れて以来の母のゴミ出しもなかなか難しいもので、生ゴミは家庭用焼却機があったので毎晩それで焼いてましたけど、ほかのゴミはちょっと離れた集積場まで持っていかないとならない。
足の不自由な母が毎朝実家の20段の階段を上り下りするのもちょっと不安なもので、安否の確認もかねてお隣の方に、階段のちょうど中ほどにおいたゴミを持って行っていただいておりました。
今は毎朝、それこそ安否の確認がてら私が出しております。出す場所は母のマンションの敷地内なので全然遠くはないのですけれど、片手が杖で塞がっているとそれすらもなかなか危なっかしく、見ちゃおれん・・・というのが本音。
さらに、こちらの自治体の方が以前の居住地よりゴミの分別が細かいそうで、これが覚えられないというか覚える気があるのかどうか・・という状態(一覧表を見ればいいだけの話だと思うのですけど)。
やはり親を介護している方が、「母が違うゴミを出してしまうので毎朝やり直す」とおっしゃってましたけど、やり直しの手間がかかってでも、本人に出してもらった方がいいのかもしれませんね。でもそれもなかなか面倒。
いろいろ考えてみると、毎日ちゃんとゴミを出すというのは、「ちゃんとゴミを分別でき」「朝きちんと起き」「集積所まで持って行く」という3つができないとならないわけです。
このうちひとつでもできなくなったら、たちまちにしてあなたも私もゴミ屋敷予備軍。
「買い物だって心身ともにちゃんとしてないとできないのでは?」ということはありますけど、買い物に関してはその気になれば宅配がけっこうありますし、人間、食欲があればたぶんなんとしてでも食べ物は手に入れようとするのではないかと思います。
一方ゴミは、出さなくても本人の生死には関わらないので、面倒になればいくらでも放置できる。
もちろん自治体によってはお年寄りや身体の不自由なお宅のゴミを運んでくれるサービスはあるようですけれど、まずは本人にゴミを外に出そうという意思(というか意欲)がないことには、お話にならないです。
今テレビでよく出るゴミ屋敷は、「十分動きまわれるのに捨てる気がないためにそうなった」というケースがほとんどだと思いますが、これからは様々なケースが出てきそうな気がします。
なかなか難儀な問題・・・・