昨日の中継は千の富士特集。
稀勢の里に何が足りないかを聞かれたとき、「なぜ白鵬の所に出稽古に行かないのか?」と即答したそうだ。
それも、なりふりを構っているという事かもしれない。
千代の富士は、当為の琴風の所にそれはそれは引っ付いて離さないように稽古に出かけていたと言う。
車で1時間もかかる所を朝早くから行っていたそうで、そういうことをやりながら登っていった人にはなぜという事になるのでしょう。
千代の富士。
豪快で天才的なイメージがあるが。。
一つ一つ丁寧に、一歩一歩確実にこなして行って、気が付いたら大きなことを成し遂げていたような人だったという。
弟子とのコミュニケーションにも気を配り、一人一人にメールを出すタイミングににも気を配っていたそうだ。
1000勝の次の目標を聞かれた時は、「1001勝です。」
一つ一つ、一歩一歩。そういう意識を持って積み重ねを丁寧にやっている人間ほど怖いものはない。
毎日、毎日「稽古をつけてくれ」とやってくる人間ほど怖いものはない。