唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

酸欠なのにそうでもない。

2018-01-21 20:04:07 | インポート

 しっかし
 人間の体の順応力とはすごいもんで、、、
  酸欠で苦しいのだが、動ける事は動けるようになるものなのだと知った。。。

 今や、酸素濃度が80になっても動ける。
 酸素生活当初は90を切る事などそれほど無かったがそれでも失禁するほど苦しかったのが、今や気になって計ると大抵は80台、70台も出る。 

   
  
  

 酸素を吸い始めた頃、親しい看護婦さんに、
「段々慣れてくると低酸素でも動けてしまうんですよ。。たまに80とかで平気で動いている患者さんがいるんですけど、急に倒れてしまったり危ないんです。。。。時期にそうなると思いますよ。」

 などと、言われた事を思い出すのだが、、と言うより、そういわれたことが、記憶から消えないでいたが、、
とうとう自分もそうなった。

 動けるが、体は酸欠で苦しんでいるのがよくわかる。。特に内臓、筋肉。

食事の後は消化に酸素を使うからなのだろう、、苦しくて嫌な時間が待っている。
 そして、何より食べ過ぎれば消化に影響が出る。 UC持ちだから、一層困る。
 体幹リセットなどという極々簡単な筋トレをするも、筋肉が酸欠でどうも回復が遅いのだ。

 酸欠だと筋肉の回復は遅い。 競技をやっていた当時、疲れやすくて、疲れが抜けなかったが、これは自分の心配能力が劣っていたからだと、、今頃になって気がつく。


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 当時は、根性無いと怒られていたが、、根性じゃ無かったんですよ。
 劇症心筋炎になった心臓。 その後、間質性肺炎になった肺。 多分生まれ付き心肺が弱かったのだろうと思う。

 父親は幼少時に肺炎で肺が何分の一か機能不全だったと晩年知った。
 母親は弁膜症で何度か手術をしている、兄弟には心臓病で無くなった人もいる。
  そんな環境だったのだから、心肺が強いはずがない。 そんな中、われながらよく頑張ったものだ。

 潰瘍性大腸炎も激しい運動をするのが原因だと言われたこともある。
心肺が弱いのだから尚更体に負担がかかっていたと思う。

 長距離の練習中によくトイレに行って、サボるなと怒られていたが、当時もうUCがはじまっていたのだと思う。

自分の体の能力以上に動いてしまえば、有効なトレーニングでは無く、体を壊す事にはたらく。
 きつい練習して体を壊してしまうのだから、、なんとも馬鹿な異をしていたものだ。
  そして体には申し訳ないことをしていたものだ、、、自分の我がままで。。。。。

 こうやってたどると、、随分と長い間病気がつながって来たのだと言う事がよく解る。