29日は、月1の通院日だったが、またまた災難みたいな一日だった。
タクシーを呼ぶと、消雪パイプから水が枯渇していて上まで上がって来れないとの事で断られた。
仕方なく駅まで歩かなければならない事に。
下りだから何とか進んで行くが、呼吸が持たない。 10メートル、20メートル毎に立ったままで酸欠が回復するのを待つ。 雪で道が狭くなっているから車の邪魔になるがよけられない、が、仕方ない。 轢かれないように注意はするが、車への配慮まではとても無理だった。
何とか駅西口までたどり着くと、
運良く、なんと、珍しく乗車して来たタクシーが止まってくれた。
その先を歩かないで済んだ。 寒い中を待たないで済んだ。
診察後、久しぶりに車を動かし、買い物を済ませ、タクシーで帰って来ると、今度はマンションまでの上り道を除雪していて車が通れない。
立ち往生で、タクシー代が上がるし、結局坂道の途中で降りるしかなくなってしまった。
もうこれで安心だと思っていた矢先に、最後に雪の中を除雪機を避けながら雪道を登らなければならなくなってしまった。
もう、直ぐ目と鼻の先に到達点があるのだが、中々たどり着けない。 帰りは買い物の荷物まであって、それはそれは苦しくなり腰を折って呼吸を整えながら、
何度も何度も止まりながら、玄関にたどり着いた。 いやー、しんどかった。 しんどいより心臓が心配だった。
心不全が悪化するのではないかとか、ここで倒れたら誰も気がつかないだろうとか、 それでも倒れたら楽になって気持ちいいだろうとか。。。。。。
しかし、回復するものだ。 ダメだと思っても、進めばいつか着くのだ。 終わってみれば大した事は無かったと思うのだ。
そして、一日経てば、気持ちよささも出てくるのだ。
苦しみは、その後のうれしさを感じさせてくれる為にあるのだ。
やりすぎなのか、やり足りないのか解らないが、動けば心地良い。 それだけでも良かったと思う。
1週間くらい体調不良だったが、思いの外に良くなったように感じる。
動ける事の有り難さ、まともに動けないもどかしさ、なんとも色々経験させてもらった豪雪の中の通院日になった。