心臓の埋め込み式除細動装置(ICD)の埋め込みをしたら、
免許センターに申請をして、
許可が出ないと運転は出来ない事になっていると言われていました。
許可が出るまでの余裕を見て、退院後の診察を7月21日に入れてくれたのだが、病院へお願いした診断書が出来ないので、未だ申請が出来ないでいました。
それで、仕方なく昨日病院へ電話を入れた。
免許センターから取り寄せて病院へ書類を送ったのが、6/26日。
それが、病院から書類が届いたとの連絡があったのが 7/8日。
しかも、その時には、
「今後は郵送してくれるな、次回から窓口へ提出してくれ。」
「免許センターへ送る封筒が入っているが、こちらからは遅れないので、自宅へ送り返すから自分で免許センターへ送ってくれ」 と、
それを伝える為の電話だった。
その時点で、7/21の予約は間に合わないとうすうす感じていた。
診断書が出来ないので免許センターへ申請できないし、
運転許可が下りないと7/21の予約に行けません。 車でないと酸素が持ちませんから。
と、対応をお願いしたのだが、、
なんと、その時に湧いてきた感情は、、
事務の遅延を責めるでもなく、
診断書が出来るのが遅いと文句を言うわけでもなく、
もう、実際問題として予約に間に合いませんので、
薬はどうすれば良いのか?
予約はどうすれば良いのか? と、いう事だけだった。
そして、
ここからが凄い。
先生が忙しいのは、入院してましたからよく理解してます。 診断書が少しくらい遅れても全く問題ありません、、、ただ、どうすれば良いのかをお聞きする為に連絡したのです。
医師の先生は、毎日寝る時間も削って遅くまで働いてます、土日も休む事も無く出勤してます。 そんな中、これ以上負担を掛けたら先生がパンクしますから。。。。。
私は、先生に診てもらって良くしてもらえますが、
先生は誰にも診てもらえないでしょう。。
診てもらっている患者が楽して、それを治している先生が苦労するという事はどこか間違ってますよね。。。
返事はいつでも大丈夫ですから、急がないで下さい。
と、いう事が思い浮かんできたのだ。。。。。。
今までだったら、相手を責めて、自分も不機嫌になっていただろうに。
それが、相手の立場を考えて、優しい対応をする自分がいるのでした。一番自分が不思議でした。
こんな経験が出来るとは、、病気になって、特に昨日は体調が悪くて淡々としゃべっていたのでそういう事が浮かんできたのです。
病気になることは、、凄い事です。
これ程、自分を変えてくれるのです。 それを実感しました。
そして、今日、早くも回答が来ました。
「診断書が出来ましたので、今日速達で送ります。」と。
7/21の予約はキャンセルで、薬は明日先生の電話診察を受けて近くの薬局で受け取る事になりました。 次回の予約も入りました。
前回の記事は、脳の能力の事でしたが、15%以上を使う為に必要なのは、
努力しない。 頑張らない。 必死にならない。
と、いう事でしたが、
これも正に、頑張ってどうにかしようとせずに、只淡々と対応をお願いした結果が、一番良い結果に繋がったと感じたのです。。
病気になるとは、こういう事なのだろうか?
自分の次元を上げる為に、良い影響を与える為に、病気になったのだろうか?