アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ピロリ菌退治 検査にたどり着くまでが…

2011年10月31日 | Weblog
 満足に歩けない老女が、車を運転して通院する病院…。これは信頼できる病院でしょう。
 さて、その信頼できる病院でピロリ菌の検査をしてもらうことにしました。
 一度目の診察で、「次回、胃カメラをします」と。その時の帰りに道に倒れた老女を救助(?)しました。
 二度目、胃カメラの日。ピロリ菌の検査なのに、エコーで、肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓の検査。私もなかなかちゃっかりしておりまして、医師に質問しました。
 「あ、あのーっ、以前、脂肪肝と診断されたことがあったのですが…今はどうな状況ですか?」
 「こんなもん、脂肪肝のうちに入らない」
 なにも怒ることはないと思う。それに、患者さんの肝臓に対し、「こんなもん」は、ないと思う。脂肪肝の範疇にないということで少し安心しましたが、私の目で見てもエコーの映像の肝臓は真っ黒。と、いうことは、白い脂肪におおわれているということ…。
 「腎臓、二つありますねえ」
 ぞ、臓器を売ってないって!

 いよいよ胃カメラ。胃カメラにあたり、麻酔に関して3つの選択を突きつけられました。
 1 麻酔なし。保険外の費用はもちろんなし。
 2 意識が消えない程度の麻酔(静脈注射)。保険外の費用、2,000円。
 3 完全意識が消え、気づいたら全て終わっている実にいい麻酔。保険外の費用、6,000円。
 こう並べられたら大抵の人は、「じ、実にいい麻酔をお願いします。6,000円の出費は痛手ですが、我慢します」と、なりますよ。しかし、私は麻酔などとんでもないという考え。根拠は、20年も昔ですが、麻酔なしでコードの直径15mmの胃カメラを飲んだ経験があり、よだれでシャツをぐしょぐしょにしながらも頑張り通すことができたから。
 麻酔で完全に意識が消え、二度と意識が戻らないという事故もあります。麻酔した場合、その覚醒しない巡り合わせが私に来るかも知れません。そういう来てほしくないものが私のところへ来ることがある…。例えば、私の進路に人が倒れているとかさっ。

 そのあと、ようやくピロリ菌の検査。結果は一週間後に分かるのだと。そして、会計で、「お薬が2種類、それぞれ一週間分出ています」。
 「えっ!何の薬?まだピロリ菌がいるかどうかは、分かっていないんですよ。どうして薬を飲まなければならないんですか?」
 「それについては、先生と話してください」
 そして、医師が言うには…
 「ガタガタ言うなよ!黙って飲んでろよ!」…とは言わなかったが、そういう態度。しょうがないので、「…はい」。

 信頼できる病院…やらなくてもいいとおもわれる検査や、飲まなくてもいい薬の処方などが多いんじゃないか?手厚いのはわかるけどさぁ。
 薬?飲むわけないでしょう!副作用があるものを「薬」と呼ぶのです。わけが分からない薬を飲んで副作用を増やしてどーすんの!