アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

タイが大好きになる「葉っぱ」

2024年12月03日 | Weblog
 タイで同性どうしの結婚を法的に認める法案を国王が承認しました。来年1月に施行されることに…。
「同性婚は生産性がない」と、おっしゃった参議院議員さん、
「だからタイは発展しないんだ!」 
 などと、言わないでしょうねえ。タイ国民に国辱ととらえられますよ。

 私は、タイが大好き。マッサージ屋のニューハーフの面々とも仲良しでした。もちろん、真面目なマッサージ屋さんでしたけれども。

「昆虫食」が話題になっております。私が食した昆虫は、イナゴとカメムシだけです。
 カメムシは、誤って生きたまま噛んでしまいました。飲み込みませんでしたから、食したことにはなりませんかね。
 生のカメムシは、「クサイ、マズイ」。あまり食べない方がいいと思います。人生経験として、試すのは止めませんが。

 タイへ着いた日、ジャンボ氏が、「タイを好きになるかならないかは、コレを食べられるか否かだ」と言って冷蔵庫から「葉っぱ」を取り出してきました。

「ウフフ、どれどれ」私は、いかにも慣れた手つきで(ホント見栄っぱり)、口へほうりこみました。
「ウッ、カメムシだ!」
 ジャンボ氏は、「カメムシ?(何を言ってるんだろうの表情?彼は、カメムシの味を知らないらしい)」
 ここで吐き出したのでは、アンティークマンは「いいふりこきのお調子者}であることが、ばれてしまう。

 団塊世代は、痛いとか、かゆいとか、臭いとか、滑ったとか、転んだとか・・・言わないのが基礎基本。
「食べられるかぁ?無理すんなよぉ」
「タ、タ、タベラレルヨー!ナ、ナ、ナンデモナイヨー」

 つい無理して言ってしまった。いつもやせ我慢して、本心とは違うことを言って後悔するんだからぁ。
 もっともこのときの場合、肯定の返答でなければ、話が進んでいかない。本来、何でも食べられるので大きな問題ではないのですがね。

 同世代で声高に偏食をアピールする人を内心軽蔑していました。「食べられるだけで、幸福」コレが団塊の原点。

「トマト喰えねえー!ピーマン嫌いっ」
 ともに食料不足の子ども時代を過ごしたんでしょう。トマトぐらい食べてよ。ピーマン農家さんに謝れっ!
「納豆には、砂糖をかけます」
 あ、あのね!甘納豆じゃないんですから!子どもの頃は、砂糖は貴重でしたよね。納豆にかけるもんじゃない。

 閑話休題、その「葉っぱ」は、パクチー(ผักชี)。コリアンダーというほうが、日本では通りが良いでしょうか。
 タイ料理では、トムヤムクンなどのスープをはじめ、おそらくすべての料理にパクチーが用いられていると感じました。

 カメムシ風味!好き嫌いの二極化ですね。ジャンボ氏の言うとおり、パクチーをクリアすればタイ好きになる。これは間違いないっ!


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