○考えてみると今年の夏はせいぜいラジオを聴くだけで、新堂本兄弟のＯＡが隔週だったりとKinKiの番組の数が多くなかった上に、一ヶ月以上遠隔地に飛ばされていて自宅の押入の中のＶＴＲやＣＤや雑誌ファイル等のアーカイブスを閲覧することも無かったから、自分の中で随分「芸能血中濃度」（？）が薄くなった。休養しながらダンボール内の本やテープを二・三、発掘して見たり、窓を開けて風を通すため旧居に行って残りの本を箱に少しずつ詰めたりしていると、しばらくこれらのモノたちと離れていたせいもあって「…どうしてこんなものを取って置くんだろう？自分は？？」と呆然とし気が抜けるような瞬間が訪れる。捨ててもよさそうでありながらそうもいかない、と思ったらやはり箱に詰めて運ぶしかないのか。週が変わればすぐ解体する習慣がついてきたＴＶ雑誌やファッション誌はよいとして、処分に困るアイドル雑誌は先月下旬から買わないでいた（まだ解体に惑っている）。しかし今夕ポポロだけ一冊買ってみた。何かひどく長い間こういうものにも遠ざかっていた気分がする。物理的時間として長くご無沙汰だったのではなく、一ヶ月の精神的動揺や懊悩の変動が大きかったからそれ以前が遠い昔な気がするだけか。ポポロでは以前から「答えさせてどーせーちゅーねん」（笑）な記事の一種といえる「○○したい男Ｎｏ．１」ページに出てくるラインナップの人名の年齢層がどんどん下がってきている。その分、読者が次々と「昭和末～平成生まれ」になりつつあるということなのだろう。「大人のキス（！）を教えてほしいベスト５」に「堂本剛」（！？）とか書いてある（！！）のを見ると、昨日偶然見た『それ行け～大冒険』「江川卓氏とフランス料理マナーを学ぶ」で海老を食していた高校生は９年前のＶＴＲなんだなあ（涙）としみじみ了解せざるを得ない。２６、７か。新入社員にとっては３０前あたりの先輩、青さとエラさと混じった感じで、その上に中間管理職がいるような付近だろう（ただしKinKi本人は経験年数が長そうでさほど若々しい感じの答えではない・笑）から、年少のファンから見たら人生相談相手としてはなかなか微妙な味わいなのかもしれない。（20050911）
