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1950について、その鋼の第7中隊

2023-07-20 01:18:00 | 戦争映画

 世界興収1130億の中国ミリタリー映画。
 1950年に勃発した朝鮮戦争。中国軍VS国連軍。

 激戦となった“長津湖の戦い”を『鋼の第7中隊』『水門橋決戦』。
 前後編の超大作映画となっております。

 まず感想としては「なっげぇ!」って事よね。
 前後編が170分+150分ですから。体力いるぜこりゃ。

 主人公は第7中隊を率いる伍千里隊長とその弟・万里。
 中隊の活躍を描くというお話。

 途中途中のコメディが間延びしてて、本当に辛い。
 「早く戦闘に入ってくれ……」と祈りながら見てた。

 まあ、戦闘に入ったら入ったで、これがまた長いんだけどw
 映画自体のクオリティは凄まじい。凝ってはいるからね。
 
 『紅海行動 』の時も思ったが、「これが見たいんだろ?」っていうストレートな展開で面白い。CGも綺麗。
 マッカーサーとか、ちゃんと外人の役者さんが演じてアメリカ側も描いているから臨場感もたっぷり。

 だけど、話としてはとにかくクドい。
 『RRR』も見ててシンドかったが、RRRって改めて面白かったんだなと思った。

 詰め込み過ぎはどっちにも言えることだか、1950は後編へ続いとるからなw
 いくらなんでもそれは……。CG綺麗、戦闘凄い。だけど、前後編で5時間半。記憶に残るエピソードがあんまなかったなとw

 RRRは最初から全部嘘っぱちなのが良い。エンタメ全力だった。
 1950は美化とか脚色が透けて見えるのがな。

 これは俺が日本人だから、そういう偏見なんかもせんが。
 純粋に映画を楽しめなくなる時代が来るのかも。漠然とした不安や恐怖も見てて感じました。

 では、また。