池井戸潤原作。十八番の銀行物語。
2017年にドラマ化。今回見たのは去年夏に公開された劇場版です。
ストーリーは、
潰れた町工場の息子、山崎瑛。大企業の御曹司、階堂彬。異なる人生を歩んだアキラとあきら。後に、日本有数のメガバンク『産業中央銀行』で、二人は再会する。
自分が中小企業に勤めてるせいか、凄いビシビシ来ましたね。
最近だとアメリカの銀行破綻やら、かなりタイムリーな内容。
銀行マンをヒーローとして描く、特徴的な作品。
金融知識は必要なし。ややこしさ抜き。王道的な展開。
ちょっと予告と見た感じ違って、重厚感はなかったかな。
割りとあっさりとした人間ドラマです。
まぁ、映画だからしゃーないのかもしんないけど。
シンプルに纏めてあって、面白い作品ではありましたかね。
キャストもなかなか個性的で良かったです。
竹内涼真×横浜流星、特撮コンビのW主演から始まり。
塚地×児嶋、ユースケの芸人勢、竹原慎二さん。
山寺宏一さん出てきた時はさすがにびっくりしたなw
江口洋介さんも良い役所。
山一でしんがりを務めた男が、今度は確実性の鬼と。何か感慨深い。
物語はあっさりでしたが、飽きさせないポイントがしっかりある。
手堅い作品だと思います。最近の邦画をナメたらあきませんよ。
ラストは「君の名は」みたいで、ちょっと笑っちゃいましたがw
上白石も出てるしよw
テンプレ感は否めないが「物語はこれで良い」という。
設定・展開が存分に詰め込まれた作品。ソツがない作品です。
まぁ、ドラマ版の方が人気は高いらしいですがw
ドラマは9話あるみたいで、俺としてはそれを二時間で見れるならお得なんかなと思いましたが。
ドラマ版にも俄然、興味が湧いてきました。
原作・キャスト・スタッフ。三位一体になった傑作です。
では、また。