全く前情報なし。
内容知らずに見てみたら、とんでもない作品に出会ってしまった。
あえて粗筋は書かないようにします。他の人にも驚いてほしいからw
まぁ、予告見たら丸分かりですけど。所謂、LGBT。
2017年作でかなり先見性。かつタイムリーな作品。
話もクドくなくシンプル。最初の衝撃が強かったからか凄く印象的。
ただ役者陣は正直、微妙だったかね?
前回のアキラとあきらが面白すぎたのもあるが。
桐谷健太さん。この人、こんな棒読みだったけ?w
マキオの温厚さを表現してるんだろうけど。邪魔になるような感じではないから何とも言えない。見てたら慣れます。
生田斗真さん。まぁ、苦しそうでしたw こんな役、そうそう巡ってこないから仕方ないけどね。
若干コント臭は否めないが、頑張ってはいた。
子役の演技は文句なく素晴らしかった。
トモ役の柿原りんかさん。大金星じゃないすか。この人のために、この映画が存在すると言っても過言ではない。
とにかく、演技が上手かった。ずっと物語を牽引してくれる。
桐谷×生田が出す臭みも見事に打ち消してた。それがプラマイゼロじゃない。この映画の持つ独特な雰囲気を生み出してると思う。
最後の予想を裏切る展開も好き。めちゃめちゃシュールですけどw
現在はLGBT法で揺れていますが、見てたら「こういうことだよな」っていう。
言葉で表現できないものをよく表現できてると思います。
似たようなのだと「メゾンドヒミコ」とか。
同性愛とか、愛情や感情全般に言えることですが、本来なら言葉で表せないもののはずなのに。
それを言葉どころか法律で定めちゃう。そりゃ保護とか、大事なんでしょうけど。保護ってなんだよとも思うし。
この何とも言えない空気。モヤモヤ感。
見たら分かってくれると思う。
では、また。