千葉の坂本が新潟への移籍が確実とか。ここに書いてありましから、嘘じゃないんでしょうね。それにしてもここ数日の新聞報道には、ジェフ千葉というチームの「冷たさ」みたいなものを感じますよね。坂本からはアルビに来て欲しいって気持ちが強い一方で、サッカーチームってこんなんでいいのか?ってボクは思ってしまうのです。
阿部と自主トレに励んだ坂本は「(フロントから)『もう一回交渉をしよう』ということも言われないので、クラブはもう出すつもりなのだと思う」と話した。(スポーツ報知)
「姉崎に来ても(クラブの人は)誰も声をかけてくれないし、もう1回交渉しようという話もない。クラブは出そうと思っているんでしょう」と不信感を口にしていた。(サンスポ)
新婚で私生活では充実の坂本選手。サッカー選手としても「代表入りを狙うぞ」って気持ちも旺盛だと思います。新潟、FC東京、名古屋からオファーが来ているそうですが、このジェフの仕打ちには不愉快な思いもたくさんしているのでしょうね。
さて「ヒトのフリ見てわがフリ直せ」という言葉もあります。わがアルビレックスの選手たちはどうでありましょうか?少し考えてみたいと思います。
今季戦力外通告された船越。サポーターズアワードにも参加し、力強くファンに挨拶して新潟を離れていった。
同じくファビーニョ。涙・涙の新幹線乗り場は今も忘れない。「また新潟に来たい」って言ってたぞ!
戦力外通告されても「新潟が気に入っているから」と新潟移住を決め、市議会選挙に打って出ようとする梅山。
期限付きで半年いただけなのに、今でもしょっちゅう新潟に遊びに来ている菊地。
そのまま現役引退し、スクールのコーチになっちゃった高橋直樹。
「将来はアルビのサッカースクールのバスの運転手になりたい」などと冗談みたいに言う木寺隊長。
鳴尾はレディースの監督として、黒埼はコーチとして、古俣さんはサッカー解説者として、それぞれアルビ(新潟)に戻ってきて仕事をしている。
けっこうアルビに在籍した選手たちは「気持ちよく(?正確にはちょっと違うだろうけど)」アルビを去っているような気がしていますがボクの気のせいでしょうか?「いつかアルビに帰ってきたい」って選手が思ってくれながら去っていくって幸せですよね
それでも気になる戦力外通告は、昨季も今季もありました。ケガでトライアウトも受けられない状況下での戦力外通告。昨季の丸山良明選手と今季の喜多靖選手。でも、喜多選手の今の気持ちは分かりませんが、少なくとも丸山選手は新潟にいいイメージを持ったまま去っていったと思っています。だって自腹を切ってまで「マルの恩返し企画」なんてやっていったんですよ。僕らとしても忘れられない選手です。
いろいろ考えると、「選手に気持ちよくプレーしてもらう」ってことはチームとして大切なことですよね。サッカー選手だって限られた選手間ネットワークの中で「あのチームはいいチームだぞ」「プレーしてみたいチームだ」「あのチームは冷たいぞ」「選手をモノとしか扱わない」なんて情報は飛び交うはずです。
今回の坂本選手みたいに複数チームからのオファーがあった場合、ただ単に金銭的な理由でだけチームを選ぶはずはありませんモノね。「アルビなら気持ちよくサッカーできそうだ」ってイメージを持ってもらうことはとても大切だと思います。
そんな意味でも、丸山選手と喜多選手というケガでトライアウトを受けられない選手を戦力外通告したという行為は、ある意味で非常にマイナスイメージを育てる行為だったという見方もできますよね。「アルビレックスってケガしてる選手でも平気でクビ切るぞ」みたいなね。丸山選手はそれでも僕らサポにいろんなサービスをしてくれたけど、フロントに対してはどう思っていたか分かりませんよね。そういうイメージは今後アルビにとっては間違いなくマイナスでしょう。(すいません。推測で書いています。)
ジェフの坂本選手に対する態度から話が飛んできましたが、選手が「このチームでプレーしたい」って思うようにするためには、どうすればいいのでしょうか。どこかの金持ちチームだったら「契約金でつる」とか「海外移籍をさせるぞ」みたいなエサをちらつかせることもできるのでしょうが、ぼくらはなんたって「ぽたぽた焼」や「ハッピーターン」の世界ですから。ハートで迫る以外にはありません。
常にホームは4万人のオレンジで埋めつくす
圧倒的なサポーター数と大きな声援でビッグスワンを揺るがす
「ここはホームか?」と選手に思わせるアウェイへでの応援
練見&クラハ詣ででフレンドリーに選手に声をかける(邪魔しちゃダメよ)
ゲーフラで応援
ブログで応援
金を出す(後援会費+スポンサーの商品購入)
「アルビでプレーしたい」そんなJリーガーが増え、全国のサッカー少年たちが「いつかアルビのユニフォームを着てビッグスワンでプレーしたいなぁ」と目標にするようなチームになって欲しいですね。
おっ、そうだ。こういうことをカンファレンスのアンケートに書けばいいのかな?