週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

終了間際!武蔵決勝弾!

2014年04月16日 | アルビレックス新潟

サッカーというのはまったく不思議なスポーツです。そして予測不能なスポーツですね。今日のナビスコ杯3節V甲府戦は、まさにそんな感想を抱くようなゲームでした。

ゲーム全体から受けうる印象は、「今シーズン最低の出来」とボクらが感じるようなゲームでした。甲府が「がっちり引いて守る」という戦法を用いたからということもあるのでしょうが、アルビの攻撃はほとんど機能させてもらえませんでした。縦へのパスはほとんど出せず、いたずらに横パスを繰り返すばかりのわがチーム。シュートまでいけた場面はほとんどなし。ボクの周りにいた若いサポーターのお兄さん達も、けっこう厳しい野次を飛ばしておりました(応援もしっかりしてましたけどね)。競り合いのボールは負けるし、甲府の寄せにボールは奪われるし、「あぁ、こりゃ今日は引き分けで御の字かな?また甲府に勝てないのか?」って気持ちを正直持ちました。ご免なさい。

ところが、後半の45分が過ぎ、アディショナルタイム3分の時計もほとんど終わりを告げようとしていたその時に、ドラマが待っていました。18歳の小泉のパスを、ゴール前で20歳の鈴木武蔵がシュート!まさかのロスタイム弾がゴールネットを揺らし、G裏は歓喜の渦に包まれました。

ヒーローインタビューにも落ち着いて答える武蔵です。これでナビスコ杯今季3得点目。次はリーグ戦でゴールを決めろ!あぁ嬉しい!モヤモヤした気分が一転して吹き飛びました。

しかし、勝ち点3を手にできはしたものの、課題も多く残るゲームでした。まず、金珍洙と尚紀の両サイドバックはダメダメでした。「ここで来いよ!」っていう場面ではほとんど駆け上がることができず、逆に相手の突破を許す場面も。サイドの攻防は甲府に軍配が上がり、しかも金珍洙はカズに(健太郎がCBに入ってCB先発のカズがSBに)交代し、尚紀は松原に交代。残念ながら、交代後の方がチームの動きがよくなったのはボクらの目から見ても明らかでした。

もう1人あまり存在感を示せなかったのが、先発の座を掴んだ加藤大でした。チャンスの場面でシュートを選択せずに躊躇した感じが見られ、「撃てよ!」とゴール裏から厳しい声がかかる場面も。こちらも成岡と交代したあとの方がチームが活性化したのが明らか。

まぁ、そんなに簡単なことではないんでしょうが、またしっかりトレーニングを積んでチャンスを掴んでほしいと思います。

ゲーム後にヤンツーも言っていたけど、3日後の広島戦もきっとこんな感じのゲームになるんでしょうね。やっぱり今日の甲府戦もそうだけど、がっちり引いて守ってくるチームには、速攻カウンターを上手く活用していかないと活路は開けないような気がします。相手が攻め込んできて守備の陣形が崩れている時に攻撃を仕掛けることが、必要なのではないでしょうか。

まぁ、いろいろ言いたいこともあったわけですが、武蔵のゴールで勝利し、気分は上々ですよ。なんだかんだ言いながらもナビスコ杯B組の首位をキープ。今シーズンは公式戦でまだ敗戦はガンバ戦の1試合のみですよ。すばらしいシーズンのスタートです。あとは攻撃が機能するだけ!

コメント (3)
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