ついに今朝の新潟日報に掲載されました。アルビレックスの新監督就任情報です。またもやスポーツ欄ではなく、一面に急遽差し込んだと思われるスクープ記事です。まぁ新潟日報の一面に掲載された情報ですから、まず間違いのない情報でしょうね。
新監督は、今シーズンJ2水戸ホーリホックでコーチを務めた(ヘッドコーチじゃないよ)樹森大介(きもりだいすけ)氏、47歳だそうです。樹森さんに関してボクはまったく情報がないので、ちょっとネットで調べてみました。(Wikipediaからの引用です)
群馬県のサッカー強豪校、前橋商業高校から専修大学へ進学。当初、プロへの意識は低かったが、4年生の時にユニバーシアードに選ばれ、同大の天皇杯出場にも貢献するなどの実績を残す。こうした活躍が湘南ベルマーレのスカウトの目にとまり、入団が決定した。湘南では出場機会を得たもののレギュラーに定着することはできず、2002年に戦力外通告を受け退団。翌2003年より水戸ホーリーホックへ移籍。同年は全試合に出場し4得点を挙げるなどチームに大きく貢献。2004年も主力として33試合に出場していたがシーズン終了後に戦力外通告を受け退団。2005年は無所属の期間があったが、シーズン途中にJ2に昇格したばかりで最下位に低迷するザスパクサツに入団。すぐにレギュラーに定着し、チームに貢献した。
なるほど。大学卒業後に、ここまでプロ選手として湘南と水戸と草津で通算6年間のJ2経験を有しているのですね、樹森さん。さらに、ここからの経歴が異色です。
しかし、このとき(草津在籍時)樹森は大学院受験を決めており、群馬大学大学院教育学研究科を受験し、合格。それにあわせて草津退団も決定し、プロ生活にピリオドを打った。 その後は同大学院に籍を置きながら図南SC群馬(群馬一部)等にも所属し、さらに母校である前橋商業高校のコーチも務める多忙な生活を送った。2021年より古巣水戸のアカデミースタッフに就任。2021年にJFA公認S級コーチを取得。2023年より水戸のトップチームコーチに就任。
すっすっすごい。水戸のアカデミーの指導に携わったのが4年前、トップチームのコーチ経験はわずか2年間なんですね。しかもこれまでのサッカー経歴は、ご覧になったようにまさに「雑草魂」ですよ。へぇ〜!すごいな。こんな人材を発掘して監督にするなんて、並のJ1チームではあり得ないことです。まぁボクらは寺川強化部長の眼力を信用していますからね。この樹森氏の監督就任が、アルビレックスに新しい化学変化を起こしてくれることに、大いに期待したいと思います。楽しみだな。「新潟は監督も育てる」というスタイルの真骨頂ですね。
そうそう。今年の選手名鑑に樹森さんの写真があったので、載せておきますね。
正式な発表は今日になるのかな。監督就任の発表があれば、選手の契約更新や新規契約(移籍も含め)の発表は続々でしょう。さぁ!忙しくなるぞ!