豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

遠くへ行った豆本

2010年05月08日 | 豆本
  

 写真は和綴じの「富嶽三十六景」、洋綴じ角背の「東海道五拾三次」、洋綴じ丸背の「日本古典文学十選」であるが、これと同じ三作品をセットにしたものが、ニューヨーク市立図書館、ボストン市立図書館、ハーバード大学図書館にあるはずである。「あるはず」というのは、アメリカの図書館視察に行ったさる人に、土産として持参し届けてもらったということで、私自身が直接渡したわけではないからである。( 富嶽・東海道は和綴じ・洋綴じが逆の組み合わせもある。) だからそれらが、蔵書として受け入れられているのか、単なる展示ケースのアクセサリー扱いなのか、どうなっているのかは不明である。
 日本のどこの図書館にも無い「海外に流出した広重や北斎の貴重な豆本の新発見!」などといったニュースが、いつかあったら・・・と、愚かしき妄想をいだいているのである。奥付には20○○年といった発行の日時があるから、そんなことはありえないことは、よく分ってはいるのだが。

 なお、海を越えて遠く外国へ行った拙作豆本には、フランスへ行っているものもあるということである。これまた人づてのことなので確かなことは分らない。
 確実に手渡したものでは、カンボジアに在住の日本の人に差し上げたものがある。 
コメント
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